昨日と一昨日は、来年の新卒生の面接でした。
たくさんの方がNORAに入りたいと思って、
受けに来てくれて、本当にありがたい限りです!
もう7年も前の話になりますが、
私も美容学生の頃にいくつかの面接を経験しました。
大阪の美容学校に通う私は、一年生の冬から、
ほぼ月一回のペースで東京に来て、
色んなサロンを見ました。
必死で貯めたバイト代のほとんどを就活に費やしました。
ヘアカタログを買って、
載っているサロンに片っ端から電話をして、
行ってみて、いいな、と思えば履歴書を出しました。
正直、どのサロンに入りたい、とかは無かったのかもしれません。
とりあえず雑誌の撮影がしたかったのです。
そんな気持ちだから、どの有名店も採ってくれなかったのだと思います。
有名店にことごとく落ちた私は、
自分の存在すべてを否定されているような気持ちになって、
東京で出来ないなら美容師をやらない!
と泣きわめいて母親を困らせたりしました。
どうしても東京への気持ちが諦めきれない私は、
年末になってもまだ募集のあるサロンを探し、
有名店では無かったにしても、
青山のとあるサロンに内定を頂くことができました。
そこは働いている人がとても優しいサロンでした。
毎日、とても楽しくて、居心地が良かったです。
そこで働き続けるのも良かったのですが、
雑誌の撮影がやりたい気持ちは変わらず、
中途で撮影のチャンスのあるサロンを受けようと思い、
退社を決め、NORAに入社しました。
NORAは入社当時は撮影の数も少なく、
知名度も少なかったのですが、
たくさんの人に知ってもらおう、
雑誌でなるべく可愛いモデルさんを使ってもらおう、
とモデハンを頑張ったりしているうちに、
少しずつ、知名度が上がってくるのを感じました。
勿論、モデハンのために休みを費やしたり、
撮影の度に早朝出勤をするのは
とても大変でした。
でも、あまり辛いと思ったことはありません。
好きなことのためだから頑張れたのです!
今、私はやっと、少しずつですが
誌面の撮影をやらせていただいています。
毎回反省点はありますが、
専門学生の頃に思っていた
「東京で常に先を読んだカワイイを提案したい」
という気持ちを未だに持ち続け、取り組んでおります。
なんか長くなってしまったのですが、
とりあえず言いたいことは、
何度となく面接に落ちたとしても、
自分のなりたい美容師像をぶらさないでいれば、
どのサロンにいても輝けると思います。
と、世の中の美容学生の皆様に言いたいです。
美容師は楽しいです。
もっともっともっと上を目指したいです。
一緒に日本の美容業界を盛り上げていきたいですね!!