生きる という意味 | 体と心と魂の調律師 松葉子公式ブログ

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外からの体のラインも、中からの体の健康もHappyな心も、女性としての美も諦めたくない!!体が変化すると心も変化♡その逆も然り。毎日きらきらHappyでいられるために邁進するインナービューティーインストラクター松葉子の日々を綴ります~

女性のきれいきちんとサポート
美姿勢美脚スペシャリスト
インナービューティートレーナー松葉子です。


96歳の祖母。

30年前に祖父が他界してから、
ずっと一人暮らし。


昨年末あたりから、
自炊をしなくなり、
今年に入って
ケアセンターにお世話になることに。


団体生活をしたことのない祖母にとって、
この生活スタイルは、
かなりのストレスなのかもしれない。



日に日に
記憶する部分が弱くなっている。


ここに来て、孫である私の名前ばかり言うようになったらしく、母からも助っ人要請が。


私の名前を呼ぶのは、
きっと、祖父が亡くなった時、祖母が不憫で、学生だった私が1年ほど祖母の家で二人で暮らしたからだと思う…。


毎回会いに行くと、現実と過去、そして妄想の世界が入り組んだ会話になる。
そして、
この頃はどんどんピュアな気持ちをストレートに言うようになって来た。


「歳を取ると赤ちゃんのようになる」

というのは、
祖母のように、純粋で愛らしくなってくることなんだと思うな。


1時間手足をマッサージしながら、5分置きに同じ話を繰り返し、
私の言葉に笑顔を見せる。

「今日は、面会が5時までなんだって。だから、また来るね」

そう言った私に、

「遠いところありがとよ」 

といつもの祖母になりながらも涙ぐむ姿に、こちらもつい涙腺が緩みそうになってしまった。

いけないいけない。
最後まで笑顔で。
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「生きる」

ってなんだろう。


祖母は、今なにを思い
生きているのだろうか。


私は、なんのために生きているのだろうか。




深い意味のある言葉だと思う。


「生きる」