Windows10の無料アップグレードが29日までに迫ってきたよね。
音が出ないとかネットがつながらないとか、
何より、マルウェアのようにPCを起動するたびポップアップで、
アップグレードを進めてくる強引なやり方で悪評を得たWindows10。
あれのおかげでぎゃくに、意地でもアップグレードなんてするもんか!ってなった人も多いんじゃないかな?
そのWindows10の無料でアップグレードができるのが7月29日の24時まで。
本当にWindows10にしなくていいの?
まぁ、今現在使ってるOS、Windows7やWindows8.1で何も不具合なく使えてるのであれば、
する必要は無いと思うんだよね。
サポート期間(延長サポートも含む)もそれぞれ、Windows7が2020年、Windows8.1が2022年まであるわけで、
それまでは普通に使い続けられるんだからね。
ただ、これから先、Windows10にしたかったなぁ~って思う人もいるかもしんないよね?
人の心なんて変わりやすいもんなんだから(笑)
だけど、そのときにはもう手遅れ!
7月29日を過ぎると、無料ではWindows10は手に入らなくなっちゃう。
そのときには、お金出してインストールメディアを買えば良いと言えば良いんだけど、
無料だったものにお金を出さなきゃなんないって、ちょっと悔しくならない?
私はなります(笑)
そこで、今回は、7月29日を過ぎても、いつでも無料でWindows10にできちゃうって方法と、
そのやり方を説明してくね。
方法は簡単。
一旦Windows10に無料でアップグレードして、その後、すぐに今使ってるOS(Windows7やWindows8.1)に戻すだけ。
ただし、この方法ができるのは、無料アップグレード期間内だけなので、7月29日を過ぎるとできないよ。
なので、今日か明日、明後日のうちにしかできない方法なのです(笑)
では、さっそくやり方の説明なんだけど、その前に3つの事前準備が必要なの。
①データのバックアップを取る
②リカバリーディスクを作成しているか確認
③Windows10のインストールメディアを作る
この3つ。
Windows10に一旦変えた後、今使ってるWindows7や8.1に戻す際に、100%完璧に戻らないこともあるの。
もしそうなった場合に、大切なデータが消えちゃっても大丈夫なように、
音楽とか写真とかビデオなんかを外付けHDDやUSBフラッシュメモリにコピーしてけば安心^^
動きがおかしくなっちゃった場合には、最悪、リカバリーしなきゃいけなくなるかもしんないよね。
今のPCのほとんどはHDD内のリカバリー領域からリカバリーするようになってるんだけど、
その辺りが壊れちゃったらリカバリーもできなくなっちゃうから、DVDでリカバリーディスクを作っておいた方がより安心^^
リカバリーディスクの作成方法については各PCによって違うから、説明書とかを参考にしてね^^
①バックアップも、②リカバリーディスク作成も、まぁ、今回の作業の問題なく元のOS、Windows7や8.1に戻せた場合には、必要はないんだけど、
これから先、別の原因でPCが壊れたときにも役立つから、無駄にはなんないよね^^
で、事前準備③Windows10のインストールメディアを作る
これも、今回の作業が全部終わって、無事にもとのOSに戻せてからでも良いんだけど、
とりあえず先に作っちゃいます。
まずはこちらのサイトに行く
→
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
するといきなり「今すぐアップグレード」なんてボタンがあるんだけど、それは無視して、下の方へスクロールすると・・
「USB、DVDまたはISOの作成が必要な場合」って書いてあって、その下に「ツールを今すぐダウンロード」ってボタンがある
これを押すと、「MediaCreationTool」っていうツールがダウンロードされるので、
ダウンロードが終わればこれをダブルクリックで起動
起動すると「ライセンス条項」の画面になるので「同意する」
「同意する」と次の画面で作業を選ぶ
ここでは、2段目の「他のPC用にインストールメディアを作る」にチェックを入れて「次へ」
続いて、これから作成したいメディアの言語やエディションを選ぶ画面に
ここでOSの簡単な説明なんだけど、例えばWindows7って一口に言っても、
Windows7 HomePremiumとか、Professionalとか色んなバージョンがあるのね。
さらに、32bit版だとか64bit版もあって種類はいっぱいあるの。
もちろん、Windows8.1もWindows10も同様にいっぱいの種類があるのね。
で、Windows10に無料でアップグレードする場合、今使ってるOSに対応したWindows10に自動的になっちゃうし、対応していないバージョンのWindows10には無料ではできないの。
今、私が使ってるのが、Windows7 Homepremium 64bit 日本語版
なので無料アップグレードをすると、Winodws10 64bit 日本語版
例えばWindows8.1 Pro 64bit 日本語版を使ってる人が無料アップデートをすると、
Windows10 Pro 64bit 日本語版になる。
こんな風に、対応したWindows10になるのね。
で、もう一度、さっきの画面なんだけど、
このツールを使えばこんな風に、今使ってるPCのOSを自動的に検証して、
そのOSに対応したWindows10のバージョンのインストールメディアを作ってくれるの。
便利でしょ?
なので、今使ってるPCにインストールするためのWindows10インストールメディアを作るだけならこのまま「次へ」でOK
例えば今使ってるのはWindows7 Homepremium 64bit だけど、
今後もしかしたら、Windows8.1 Pro 32bit を使ってるPCにもインストールするかもなぁ~・・ってこともあるかもしれない。
無いと思うけどあるかもしれない(笑)
そんなときのために、Windows10の全種類全バージョンのインストールメディアを作ることもできちゃうの。
全種類で作っておけば、今使ってるPCはもちろん、他のPCにだってインストールできちゃうもんね^^
ただ、そのPCも今回紹介している作業をすでに終わっていること前提だけども・・。
ちょっと説明が長くなっちゃったけど、全種類、全バージョンを作りたいときは、
下にある「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックをはずす
すると、言語とアーキテクチャのところが選択可能になるので、
言語はそのまま、アーキテクチャを「両方」に。
ちなみに、「エディション」は変更できないんだけど、このままでWindows10もproも選択可能なインストールメディアになるそうです^^
で、「次へ」を押すと、
チェックをはずしちゃったので、こんな注意書きが出てくるけど無視して「OK」
すると次に、USBフラッシュメモリーにインストールメディアを作るか、DVDに焼くかの選択
手持ちのUSBが余ってるならUSB
DVDに作りたいなら「ISOファイル」
USBの必要な容量は、さっきの画面でチェックをはずさなかった場合、そのPC専用のインストールメディアを作るなら3GB
チェックをはずして全バージョンのインストールメディアを作るなら約6GB必要で、
もしも使い古しでデータの入ってるUSBフラッシュメモリを使う場合、入ってるデータは全部消えちゃうのでご注意を!
今回はとりあえずUSBフラッシュメモリに作る方法で進めるね。
「次へ」を押すと・・
この時点でUSBフラッシュメモリーを挿していれば、こんな風に表示されるので、選択して「次へ」
で、やっとダウンロード
あとは終わるのを待つばかり。
DVDに作成する場合、ISOファイルが出来上がるので、
出来上がったらDVDメディアに「ImageBurn」とかのフリーソフトを使ってイメージごと焼けばOK^^
長かったけどこれで、事前準備は完了!
いよいよWindows10にアップグレードするよ^^
アップグレードする方法は色々あって、
今使ってた「MediaCreationTool」を起動させて最初の画面からもできるし、
そもそも、「MediaCreationTool」をダウンロードしたさっきのサイトにも「今すぐアップグレード」ボタンがあったし。
でもまぁせっかくなので、毎日毎日ポップアップが出てうざかったタスクバーからやってみるね(笑)
今、見ているPC画面の右下にこんなマークがあると思うんだけど・・
この白いのをクリックすると・・
こんな風に、「早くアップグレードしろ!(直訳)」ってメッセージが大きく出るよね。
この画面の「今すぐアップグレード」をクリックすると、Windows10のダウンロードが始まる
ダウンロードが終わったらこんな画面
「同意する」でインストールが始まって、約1~2時間ほどでWindows10に
で、Windows10になったらまず最初に確認して欲しいことがあるの
左下のスタートボタンをクリック、その中の「設定」をクリックして
「更新とセキュリティ」をクリック
「ライセンス認証」をクリック
ライセンス認証をクリックしたらこんな画面になるよね。
この画面の「ライセンス認証」の部分が「Windowsはライセンス認証されています」って表示になっているかどうか。
通常は、正規のWindows7や8.1をこれまで使ってたのなら、ここはそうなっているはず。
で、この表示が出ていることがとっても重要で、
こんな風にWindows10にアップグレードして、ライセンス認証されたことで、
このPCの本体が、Windows10と紐付けされるそうなのね。
つまりは、このPCはいつでもWindows10を使う許可をもらったみたいなもので。
なので、今後はさっき作ったUSBフラッシュメモリーのインストールメディアから、
いつでも好きな時にWindows10にできるようになったってわけ。
あ、ちなみに、さっき作ったインストールメディアって、USB版もDVD版も、どちらもアップグレードができるかわかんないし、
アップグレードが出来ない場合、クリーンインストールされるちゃうので、
いつかまた、あのインストールメディアを使ってWindows10にしたい!ってときには、
データとかも消えちゃうからご注意を!
(アップグレードできるのかな?まだ使ってないからわかんないけどオプションでアップグレード権も付いてるかも?)
いずれにせよ、いつかWindows10にしたいって思ったときは、データが消える可能性前提で、
バックアップしてから、お使いください^^
ではでは、ライセンス認証もできたし、Windows10は見ずらいから、使い慣れたWindows7に戻すね^^
方法は、さっき、ライセンス認証を確認した画面までと同じで、
「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」と順に進めてくと
「ライセンス認証」の1つ上に「回復」ってあるよね?
この「回復」をクリック
ほら出てきた♪
「Windows7に戻す」の下の「開始する」を押すと、
「何でWindows10をやめちゃうの?理由を教えてよ!!」的な画面がいくつか出てくるのでここは適当な理由にチェックを入れて先へと進む
すると今度は、「更新プログラムを探せばもっと快適になるかもしんないよ?探す?」みたいなこと言ってくるし、ここも、無視して先に進む
したらば、やっと諦めてくれたのか、ふてくされながらも作業を開始してくれます(笑)
で、30分くらいかな、元通り、無事に見慣れたWindows7に戻ったんだけど・・
表示が数箇所、英語になってるやん!!(笑)
ふてくされて、やりやがったな、Windows10め(笑)
これって、Windows7の隠しファイル、「desktop.ini」ってファイルが移動または削除された場合に起こる現象だそうで・・。
これはまぁ、「右クリック」→「名前の変更」でカタカナにすれば元通りにできるし、
それほど面倒な不具合でもなく。
今のところ、他には特に大きな不具合もなく、元通り普通にWindows7が使えてるよ^^
というわけで、今回は、
Windows10を使う気は今はないけど、もうすぐ無料アップグレード期間も終わっちゃうし、
いつかWindows10にしたい!なんてときに、お金出すのも悔しいし、いい方法ないかな?
って場合の対策法でした^^
長くなっちゃったけど、ご参考に!
今回は特に、この記事を参考にして、PCにどんな不具合が出るかわかんないし、
やる場合は自己責任でお願いしまぁ~す^^
最悪、リカバリー覚悟でね^^