とにかく、1年生の時の先輩のシゴキはきつく。私たちを指導してくれていたのは3年生のY先輩でとても冷酷な人だと思いました。私の憧れでキャプテンのF先輩が「おまえ、その辺で止めろ、こいつらの死にそうな顔しているやろ」と、しかしY先輩は聞く耳を持ちませんした。それでも平然と私たちをしごき続けるのです。
私は、クラブに行くのが嫌でした。でもやめる気はありませんでしたが・・・・・
そんな私ですが、授業が終わると同級生のF君が、クラブに行くのを誘いに来るのです。彼は嬉々として誘いに来るのです。とても楽しそうでした。私は不思議で仕方ありませんでした。あんな地獄のような練習を楽しそうにやっているのです。彼はいつも全力で練習していました。
彼の上達ぶりは目を見張るものがありました。彼は体は小さかったのですが、とても素早い動きで相手をほんろうします。彼のデイフェンスはまるでボクサーのようにピョンピョンはねます。まるでブルースリーのよに。その動きは素晴らしい物です。あのキャプテンのF先輩も関心していました。
そんな、F君を、見ていて私も練習に対する気持ちが変わってきました。