初心者が使いやすいレジン(樹脂)はどれでしょう? | レジンクラフト®

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ビーズママ店長の徒然日記。
レジンクラフト®の紹介を中心に、店長の育児の話など、思いつくままにつづっています。

最近、透明樹脂、レジンを使ってアクセサリーを作る事をはじめたいのですが、どの樹脂がいいのでしょうか?という質問をたくさんいただきます。

私のブログを見てくださって、作りたくなりました~とおっしゃってくださる方もすごく多くて、うれしいですドキドキ

レジンはここで紹介する他にも本当にたくさんの種類が存在しています。でも、確かに何を選んでいいのか、さっぱりわからないと思います(・・;)初心者にとっては、レジンという名前すらはじめての方が多いと思いますので。。。

実際に、私がはじめた時は1kgの缶でしかレジンを置いているところを見つける事ができなくて、でも、大枚はたいて買ったにもかかわらず、なかなかスタートするには他の道具も揃えなくてはできないと発見して、半年近く放置していました(゜д゜;)

今は、それは大変もったいない事で、レジンは劣化するので半年を目安に使い切らなくてはいけない。。。という事も発覚。幸いにも普通に使えましたが、あやうく捨てる羽目になるところでした~。

という訳で、皆様にはそのような事が無いように。ぜひ、購入したら早めにお試しくださいませ(笑)。

私の独断と偏見による、チョイスですが、ご了承くださいね。

ビーズママで取り扱っているレジンは現時点で3種類。エポキシ樹脂、透明ポリウレタン樹脂、UVレジンの3種類です。

超初心者の方に最適なのは

UVレジンだと思います。
$ビーズママのブログ-UVレジン


長所: 
○ 1液タイプなので、ほとんど道具が必要ない。(ボトルから直接使えます) 
○ 紫外線で硬化するので、硬化時間が早く、結果がすぐにわかる
○ 紫外線に当てなければ硬化しないので、気泡もしっかり抜いてから硬化させる事ができる
○ ある程度の粘度もあるので、封入には最適である
○ 少量でも問題なく硬化するため、必要な量のみを使う事ができる。

短所:
○ 紫外線が無い夜の作業にはUVランプが必要
○ 紫外線の弱い天候の日や冬の紫外線の弱い時は硬化に少し時間がかかる。
○ 天候、気候に左右される
○ 封入には向いていますが、型に流し込んでの造詣には向きません。
○ エポキシ樹脂よりも高価


一番の特徴は1液で、道具がいらないという事です。封入にのみ向いていますが、最初に始める技法としては最適だと思います。量から考えると若干高いと感じるかもしれませんが、エポキシ樹脂の場合は最低でも20gは作る必要があり、一度に20g分の作品を作らなくてはいけません。しかし、UVレジンの場合は必要分だけ使えばよいので、作りたい分だけを利用する事ができ、無駄がありません。また、他のレジンは道具を揃えなくてはいけない事や、片付けなども結構手間。そんな事を考えあわせると、UVレジンはかなりお手軽に使えるといえます。

透明度や硬度についても、そこそこ大丈夫です。高レベルのアクセサリーと考えると、高価なエポキシ樹脂を購入していただくしかないのですが、初めてという事を考えると、充分満足していただけるレベルではないかと思います。

シリコントレーやアクセサリー型に流し込んでアクセサリーを作りたい方は、UVレジンは向いていません。エポキシ樹脂から初めてください!!

<<注意>>
ビーズママで扱っているUVレジンは当店用に作っていただいた物ですので、他社製の紫外線硬化樹脂などと比較すると仕様は違うかもしれません。物によっては特殊なUVランプが必要であったり、硬化した後もべたつくなどの特徴を持っているレジンもあるようです。ビーズママのUVレジンはそれらの問題を解決していただいた物になります。

UVレジンでレジンアクセサリーがわかって更に作りたいと思ったら。
ぜひ、エポキシ樹脂へと進んでください!!
また、シリコントレーやアクセサリー型を使って楽しみたいと思う方は、エポキシ樹脂から初めてください!!

$ビーズママのブログ-クリスタルレジン
クリスタルレジンはエポキシ樹脂の中でも初心者の方へお勧めの商品です。

長所:
○ 安価である
○ 臭いが少ない
○ 液体がさらっとしていて、扱いやすい
○ セットでかくはん棒などが付いてくる
○ ブローボトルに入っているので扱いやすい

短所:
○ 気泡が比較的出やすい
○ 最低でも20gは作る必要があり、少量だけ利用したい場合には無駄がでる場合がある
○ 2液タイプのため、正確に重さを測るためにデジタル計量器が必要
○ 硬化時間は25度の室温で約24時間以上

エポキシ樹脂は基本的に2液タイプがほとんどです。1:1だったり、1:2だったりと割合はメーカーによって違いますが、重量比ですので、計りが必要です。特に少量で使いたい時は正確に測らないと硬化しないという失敗につながります。よって、0.1gぐらいまでは測れるデジタル計量器があると便利です。アナログの計りでも大丈夫ですが、少量になればなるほど、正確でないと未硬化につながり、失敗しやすくなります。

封入、シリコントレーやアクセサリー型で作る事など、いろいろな使い方ができて多目的です。透明度と硬度はとても良好です。エポキシの中ではレベル的にはまずまずの所にある樹脂ですが、初心者のみならず、封入やキーホルダーなどをたくさん作ってフリーマーケットなどで販売するには、材料費が安くてきれいに仕上がるので、適していると思います。また、着色して利用すると透明度などはあまり関係なくなりますので、クリスタルレジンは問題なく使えます。

ただし、封入を1個だけ作りたい、などという場合には不向きです。というよりも、かなり無駄が多くなります。余りの樹脂は別に型などを用意しておいて、別の物も作る準備をしておけば無駄にはなりませんが。。。。

更に透明度を追い求めて、美しさを追求したアクセサリーを作るには
DEVCON高透明樹脂 や クリスタルレジンⅡをお勧めします。

この2点は透明度や硬度や扱いなどを比較しても大差なく、お好みでご選択ください。価格的にも同じレベルです。ペンダントなどのアクセサリーを作る方にはかなりお勧めのレジンです。私は最近、デブコンにはまっています。ペンダントなどアクセサリーを目的に作っている事が多いため、透明感を重視しています。また、気泡の抜け具合など他の材料との相性もあるかと思いますが、良好です。


文字ばかりの説明で、お疲れ様でした~。
レジンを選択する際に参考にしていただけたら幸いです。

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また、他のレジン作家さんたちのブログなどを参考にされてみるのもいいかもしれません。
いろいろ素敵な作品を作っていらっしゃる作家さんがたくさんいらっしゃいます。
ぜひ、そんな作家さんのブログを訪れて見てください。良いアイデアをたくさんいただく事ができるはずです。

レジン作家さん達の豊富な作品などがたくさん掲載されています
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