糖鎖について(Newマイクロセンサー) | 南青山 本格派エステティックサロン レ・ラーブル〜L'erable〜「美と健康は表裏一体」

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糖鎖の重要性

糖鎖とは
人間の体は約60~100兆個の細胞からつくられていますが、この細胞間の情報伝達を行うのが糖鎖と呼ばれる物質で一つの細胞表面には最大10万個の糖鎖が存在しびっしりと覆われています


この糖鎖の異常を正すことで細胞レベルの免疫システムを正常化し、アトピー性皮膚炎をはじめ難治性疾患などが改善されたケースは多数報告されているそうです

糖鎖栄養素を与えて細胞を正常化させると細胞内および細胞間の情報伝達がスムーズになり外界からの各種ストレスに対応しやすくなるとともにアンチエイジングや各種疾患の予防さらには治療がスムーズに対応しやすくなります

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糖鎖の役割と働き

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【アンチエイジング】
糖鎖栄養素を与えて細胞のエネルギー供給源であるミトコンドリアの働きを活発にすると細胞の老化にストップがかかる。

細胞のセンサーが丈夫になりブドウ糖、脂質、タンパク質の受取りがスムーズになる。

【アレルギー疾患の改善】
糖鎖栄養素を与えることによりミトコンドリアが刺激され細胞がスムーズに働くことにより異物に対する反応が正常化されアレルギー疾患が改善される。

【必要な栄養素を選別し必要とする細胞に送る】
腸内での栄養の分別・識別も糖鎖の役割。
遺伝子や酵素までも糖鎖の働きを介することで機能を発揮するため、栄養が細胞に届いて有効利用されるかは糖鎖の働き次第であり糖鎖が健康でなければ良質の栄養素を摂っても健康は保てない。

【遺伝子・神経伝達物質・ホルモン・酵素・サイトカインにも糖鎖が存在し正確な識別をして情報を伝達】
体内で最も多くの情報を扱っているのは遺伝子ではなく糖鎖。遺伝子には糖鎖の情報は無く、糖鎖は独自に生命力を担っている。
ホルモンの結合や分泌調整、脳組織の形成や神経ネットワークの形成も糖鎖が行っている。

【細胞の結合・文化・成長・活性化・老化を左右する】
異なる組織の細胞を混ぜると各細胞の糖鎖が識別し合い、同じ組織の細胞同士が集まるようになる。糖鎖はミトコンドリアを刺激して細胞を活性化させるが老化のプロセスにおいても糖鎖の構造が変化しておりアンチエイジングのカギであると言われている。

【受精&胎生期の臓器成長・母乳による乳児の免疫強化】
精子と卵子をくっつける鍵となるが種の異なる生物が受精しないのは糖鎖の働きにより識別し合うため。

糖鎖が不十分だと不妊症になりやすいと言われている。

母乳には6種類の糖鎖が含まれているので乳児の免疫力が強化される。

【糖鎖は活性酸素やストレスなどの外的要因から最初に被害を受ける】
糖鎖は体内で生産される最も強力な抗酸化物質グルタチオンの生産を高め、減少を抑制し、己の力で活性酸素を除去する。
グルタチオン→発ガン物質の毒素排泄も行う

【ブドウ糖とインシュリンを結ぶレセプター】
糖鎖不良は糖尿病のリスクを上げる

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【異物を識別して免疫システムを発動】
・細菌の糖鎖は、ウィルスや細菌の糖鎖を感知して何が体内に入ってきたかを理解し対処する
・病原菌がどこで悪さをするかを糖鎖で感知している
・マクロファージに体内の異常を伝えサイトカインを放出して免疫細胞群を活性化する
・白血球が働くときに細胞と病原菌の違いを糖鎖で見分ける

【破壊されるとガンが悪性化】
細胞がガン化すると周りの細胞に異変を知らせるが糖鎖が異常だと異変を知らせる事が出来ないため、そのままガン細胞となってしまう
(主な例→腫瘍マーカーの多くは糖鎖)

【免疫システム(自然治癒力)を最大限に発揮】
免疫の司令塔ヘルパーT細胞は、マクロファージによる抗原の情報をB細胞(リンパ球)に送り一兆種類の記憶の中から選別して抗体をつくるが、その抗体を増殖するときに最適な体温をつくり熱を出す。キラーT細胞は、病原体に感染した細胞を破壊するが抗体が見つからないときはキラーT細胞が異物に対抗できる抗体の遺伝子に自ら組み替え増殖して攻撃する。このような、それぞれの免疫における信号の情報交換は糖鎖の働きによるもの。
免疫システム(自然治癒力)は、糖鎖によって自然免疫系と獲得免疫系が情報の橋渡しをして異物を排除するのである。


《糖鎖の研究 本格始動》

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糖鎖の構造は複雑で研究が難しく、これまでは国際的にも研究が殆ど進んでいませんでした。
しかし、2000年に公表された欧米などの国際共同研究チームによる人間の全遺伝情報(ヒトゲノム)の解読によって糖鎖に対する研究が本格的に動きはじめました。

いまや糖鎖は世界的規模で注目を浴びており、日本でも2000年1月31日の読売新聞1面に「国が27億円を投じて官民一丸となって糖鎖の研究を始める」と報道されました。

最近では、再生医療の分野からも多くの新聞、雑誌、テレビなどで「糖鎖と健康のメカニズム」についての情報を目にする機会が増えてきました。
また、ノーベル賞受賞の田中耕一さん(島津製作所)が有名な科学誌<NEWTON>の誌面上で「予防医学の為に糖鎖の研究を発足させた」と公表しています。
遺伝子解明のあと生化学の最重要研究課題が糖鎖なのです。