外界から皮膚を守り一定の潤いを保つ
大切な役割を果たす皮脂膜は
皮脂腺から分泌される皮脂 と
汗腺から分泌される水分が
混ざり合って出来た
優秀で安全な天然クリームです
善玉菌の表皮ブドウ球菌やアクネ菌が
皮脂膜を作り出して
ph4.5～6の弱酸性を保ち
悪玉菌の黄色ブドウ球菌などから
お肌を守っています
皮膚１.６㎡に対して
１日の皮脂量は２g前後とごく僅か
(逆に言うと僅かで充分であって
塗り過ぎはNGということです)
皮脂膜が滞りなく作られることが
健康肌の必須条件です
更年期以降は皮脂分泌を促す
プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が
減少するため乾燥しやすいお肌に傾くので
より一層の保湿が必要になります
年齢を問わず
最近では皮膚の乾燥により
繊維芽細胞の働きがダウンすることが
分かってきました
繊維芽細胞は
コラーゲンやエラスチンを作り出す工場
でもあるため減少することで肌の弾力や
潤いが保たれなくなってしまいます
このように
皮脂膜の存在がいかに重要であるか
が分かります
前置きが長くなりましたが…（笑）
皮脂腺から分泌される皮脂の41%は
中性脂肪から出来ています
ホホバ、スクワラン、アルガン、馬油などは
中性脂肪が多く含まれているため
肌馴染みが非常に良いのが特徴です
しかし
オイル単体での使用や
一度に大量のオイルを使用することを
日常化してしまうのはお勧め出来ません
何故なら
日常的にオイルを使用すると
皮脂腺や汗腺の働きが鈍り
自力で皮脂膜が作れなく
なってしまう
からです
皮脂膜が作れなくなると
乾燥が絶えず
肌代謝が衰え
皮膚が薄くなり真皮層の色が見え出して
赤ら顔に…
角質肥厚すれば
毛穴が広がったように見え
ゴワついた肌になってしまいます
オイルの使用は
紫外線の透過率が3～4倍と高くなるため
光老化を早めます
肌がべたつきやすくなるため
肌にホコリが付きやすく
なります
オイルを塗ると潤った感じがしますが
実際は自力で皮脂膜が上手く
作れなくなってくるため
オイルの使用を止めた途端
パサパサに乾燥してしまうため
またオイルをつかざるを得ない、という
まるで麻薬中毒のような状態
になってしまうのです
オイルは
角質層のセラミドを溶かして
乾燥を加速させ
バリア機能を
低下させてしまうため
敏感肌やアトピー性皮膚炎の方は
特に注意が必要です
そのため
当店のフェイシャルマッサージは
オイルを使用しません
最高級プラセンタエキスが
惜しみなく配合されたクリームを
贅沢に使用します
肌に残っても全く問題のないほどの
グレードなのでマッサージ後のお肌は
速攻でツルピカプルプルです
私も数年前までオイルでクレンジングをして
オイルでマッサージしていました
職業柄
まめにお手入れもして食べ物にも
気をつけていたのに
乾燥が絶えず
「こんなに気をつけているのに何故？
」
」と疑問に感じていた時期がありました
長期的にオイルを使用している方は
使用を中止した途端に
乾燥して仕方がない状態が
しばらく続いてしまうかもしれませんが
優秀な基礎化粧品を使用し
適切で正しいスキンケアを
根気よく続けることで
健康なお肌を取り戻せますので
それまで決して諦めずに
頑張っていただきたいです
情報が溢れんばかりに多い現代
CMに躍らされたり
流行りにすぐ乗ってしまうのではなく
本当に正しいのか
一度ご自身で調べてみたり
あえて遅れをとって
周りの様子を伺ってみたりすることで
大切なお肌やカラダを守ってくださいね
プラセンタ&ハーブ
体質・肌質改善サポートサロン
レ・ラーブル ～L'erable～
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