今まで食べることについては、
にんにく、玉ねぎ、人参、長芋、なす、
ヘルシー志向だったのですが、
なんだか急に
違ってきちゃいました。
ここ最近の私の意識は、
「いかに
ヘルシーな食事をするか」
から
「いかに
セクシーな食事をするか」
に変わってしまいました。
あ、といっても
別に精力のつくものを食べるとか
エロい格好をして食べるとか
そういう意味ではありません（笑）
食べるという行為自体が実は、、、
食欲をそそる匂いや彩り、
口に含んだときの食感や味わい、
ノドを通り胃に至る感覚、
体温の上昇、
舌や鼻先に残る余韻、
などなど、、、
まさに
快楽、官能の世界であることに
今さらながら気づいてしまったのです。
それを時間を気にして急いで食べたり、
他のことに意識をとられながら
(例えばスマホいじりながら)
食べたりしていては、味わえない。
ああ、
私は一体この素晴しい《感じる機会》を
何千回いや何万回失ってきたのだろ～か…。
この快楽、官能を味わわずして、
食べることの素晴らしさを
体験したとは言えないのではないか！
なーんてことを
急に思い始めたのであります。
もともと食には興味がある方で、
こだわりの美味しいものを
遠方からお取り寄せしたり、
話題のレストランを巡っていた
時期もありましたし、
天然酵母のパンの師範免許をとって
パンとお料理を教えていたこともありました。
マクロビやナチュラルハイジーンなんかを
かじったこともありますし、
断食をしたこともあります。
まあ、一通り
グルメっぽいことから
ブームに乗ったヘルシー路線は
かじってきました。
今も朝は
グリーンスムージーを飲んでます（笑）
いろいろやってみで分かったことは、、、
私は基本的には粗食な方が
カラダが楽で、
酵素玄米に味噌汁、きんぴら、
サラダ、納豆などが並ぶ
R60な感じの食卓がホッとします。
年齢的なこともあるのかなぁ。。。
カラダが和食を求めているのが
分かります。
最近はホント
いろんな考え方や情報がありすぎて
何がいいのか正直よくわかんない。
遺伝子検査して、
自分に合うもの、合わないものを
割り出す方法もあるようですが、
私は自分の感覚を頼りにして
何を食べるか選ぶのが好き❤️
で。
今の私の感覚は
「セクシーな食べ物を
思いっきり官能的に味わって食べたい❤️」
なわけ（笑）
ここ一年
料理らしい料理をしてなかったけど、
先日ダーリンが
野菜たっぷりのカレーが食べたいというので、
「ならセクシーに作ろう♪」と
久しぶりにハリキッテみました。
料理を始める前に
作りながら飲むためのワインとツマミを用意。
セクシーに食べるためには
セクシーに作らないと（笑）
が！
ところが！ですね。
ここで
うちにはワイングラスも
コルク抜きもないことが発覚‼︎
ダーリンも私もふたりとも
ふだんお酒を飲まないのでねぇ。
はい。
このためだけに
すぐ用意しました。
ワインを官能的に飲むためには
グラスは欠かせない。
だって
香りも味も変わっちゃうからね。
ええ。
この際
食べ物をじゅうぶん感じるためなら
何でもします（笑）
雨の中の買い物に出かけることさえ
へっちゃらです。
できあがったカレーはこんな感じ。
にんにく、玉ねぎ、人参、長芋、なす、
赤と黄色のピーマン、オクラ、
赤身のステーキ肉で作りました。
ベースはカレーなんだけど、
口に含むと、、、
それぞれが全部違うの♪
うん。幸せ❤️
トマトとチーズのサラダも、
トマトのみずみずしさと
チーズのねっとり感が合わさって
最高でした❤️
こういう観点で食を捉えてみると、
フレンチやイタリアンは
最高にセクシーな料理だと思う。
フランス人やイタリア人が
セクシーだから
食もセクシーになるんだろうな。
でも
それに関わらず
どんな食べ物でも
セクシーに食すことはできるはず。
酵素玄米のもちもち感なんて
かなりエロし、
きんぴらゴボウの、
甘いと思っていたら
舌にピリッとくる感覚や
噛むほどに口の中でほどけていく
ゴボウの繊維の強さと繊細さ。
ゴマが奥歯で潰れた時のあの香り。
もー、この子ったら、
たった一口で私をたくさん感じさせてくれる
最高の料理だわさ❤️
セクシーに食べるというマイブーム。
しばらく続きそうです ´◡`