第十感はこちら



8月に入って最初の公演を楽しんだ後は、LinQのツアーに参戦している関係もあってしばらく研究生に会えない日々が続いていた。




8/7、8、9の三連休も毎日スカラエスパシオやgrafでの対バンイベントに出ている研究生や、BudLaBを横目に仕事や、久しぶりのSha☆in公演に参加したりしてる間に過ぎ去る。




8/14、8/22もLinQのツアーとモロ被りで(個人的に8/21にあったら福岡から広島回したかも)…移動中や物販中とかに画面越しに観るのがやっとであった。


ネットサイン会もまともに見れなかったが、無音挨拶ぐらいはしつつ…そして、頼んだチェキや写真を観て糊口を凌いでいた。




ずっと楽しみにしていた8/29のLinQ-KIDSとの合同公演もコロナ禍の影響で延期。

さらに、マジスペや結音が出演予定の【よかもんフェス】も延期となり、福岡自体も遠のいていくのであった。



その後、研究生、KIDS共に活動自粛期間に入り、TwitterやTikTokを除いて姿を見かける事は無くなっていった。





そうこうしているうちに9月の半ば…緊急事態宣言中であったが、無観客ライブとして4th公演が再開となる。


と、同時に中断していた“七色選抜”…[BudLaB選抜]も再開となるわけで…一気に急展開を迎える。





まずは9/19は通常のライブ。


トキヲイキルのワンマンライブ前という事もあり、近くの公園でゆっくり観る。





〜2021年9月23日〜


いよいよ七色選抜が決まる日。


LinQのライブ会場に向かうべく、熊本にバスで移動してる頃に…ライブスタート。



この日も自然に進んでいくが、どこかそわそわ。


そして…《BudLaB Thema》が流れる。


薄暗い照明の中、おぼろげに浮かび上がる7人のシルエット、Tシャツの色を凝視しているうちに…


ダダッ!ダダダ!


《EVOLVE》の力強いイントロが流れる。



『みーたん!!!』


黒みーたんの姿を見つけ、思わず声を出しそうな勢いでコメントする。


個人的には際どいラインだと思っていただけに、勝ち取れた事は素直に嬉しい。


もちろん先輩組4人…そして、安定力抜群のひなのんの姿もすぐに見つける。


“あかりんは…いた!”


〈濃ゆいピンク〉のTシャツに身を包んだポニーテールのあかりんの姿を見つけてこれまたホッとする。


と、同時に…

「めねっこは…いないか…」


こちらを立てればあちらが立たぬ


分かってはいるが、複雑な気持ちで見守る。




移動中につき、後は音声だけ聞きながら、ホテルにチェックインして、LinQの会場へと向かう。


そのころ、全曲終わってメンバーの挨拶をしている様子が伺える。


選ばれた7人は時には感極まりながら、TIFに向けた意気込みをしっかりと自分の言葉でかかっていく。


そして、選ばれなかっためねっこは止まらない涙の中、悔しい思いを全身で伝え…見ていて強く胸を締め付けられる。


彼女の実力的に紙一重だったと思うが、そこで明暗を大きく分けた…小学五年生には辛い現実。



さいさいもあんちゃんも『一度も私は選抜に選ばれなかったですが…』と、自分でその言葉を言ってしまう事が切なく、これまた辛い現実。


まだ4th公演は始まったばかり、しかもこれからまだまたチャンスはある、若く、将来性のある3人だが、逆にまだデビュー半年足らずでこの状況は想像以上に辛いだろう。


他の観衆も同じ気持ちからか、3人にその配信、のちのTwitterで暖かいコメントを送っていた。




9/25はその七色選抜の壮行会的意味合いもあるライブ。


マジスペのワンマンと時間が被った事もあり、ほとんど観れなかったが、7人の気合のこもったステージングを垣間見る事はできた。





〜2021年10月3日〜


TIF3日目…そして、BudLaBの晴れ舞台当日。


メンバーの出発前の様子など、SNSで目にしたりもして、いよいよだな、とこちらもワクワクドキドキしてくる。


“普段通りの力を出せば…楽しんできてね”


現地で見たい気持ちはあったものの、今後の予定(11月の生誕ラッシュ)を考えて、グッと我慢し、配信で画面越しに観ることを決めた自分。



研究生だけでなく、LinQも同じ日に観れるのは非常にありがたく、りこちゃん達10期生(研究生OG)の晴れ舞台ももちろん楽しみである。


(りこちゃん、れいちゃんは立場を変えて二年連続出演)




LinQ・研究生の出番までは時間があるので、まずは【HOT STAGE】へ。



TikTokから気になっていた、《超ときめき♡宣伝部》(とき宣)さんを観る。


小泉さんや坂井さんなどボーカル力の高いメンバーもいて、超正統派の印象。


個人的にお気に入りの辻野かなみさんは少し特徴的な声だが、やはりお強い←落城



続いて、もみーたん(MOMOMI)イチオシの《真っ白なキャンバス》さんを初めて観る。


イメージに近いが、思ったよりパワフルな感じ。


そして、噂の[小野寺梓]さんを見て…


“これが、もーみたんがお好きな小野寺さんか…”としみじみする←




そのあと声優系ユニット?《IDOLY PRIDE》さんを観て、その方面レベルの高さを実感したところで、【DOLL FACTORY】へ。


《九州女子翼》さんはステージ慣れしているのはもちろん、会場の雰囲気を掴むのが上手い。


歌唱力の高さとパフォーマンスの強さは安心安定でもあるし、こちらも気持ちが高ぶる。




それから【SMILE GARDEN】に移動して、《なんキニ!》さんを観覧。


こちらも正統派の印象。



そしてついに…LinQの出番。


10期生の大舞台でのお披露目とも言える。


ショートアタックの後、みゆちゃんが元気よく挨拶しながら曲フリして


《ハレハレ☆パレード》をワンハーフで。


かつて、ゆうみんがあおってたところをそっくり受け継いでるみゆちゃん…ハイトーンで元気のいいあおりは引き上げられる感覚。


その後簡単な自己紹介へ。


みなみちゃん『この中で中学生好きな人〜?!』


鉄板ネタのこの問いかけに、観衆の多くが元気に手を上げ、さくらたん達もびっくり。



その後、海月先生による簡単な振付講座を行った後…


《FUKUOKA。》へ。


ここ大舞台でBメロをソロで歌う


れいちゃん

りこちゃん


グッとくる気持ちは止まらない涙となって、ぼやけた目で画面を見つめる自分。


みなみちゃんの『みんな集合』もここで見るとよりグッとくる。



そこからカットイン気味に


《祭高音頭》


ワンハーフの為あっという間に終わり…


またまたカットイン気味に


《人生最強・花景色》


予想通りワンハーフのため、一番終わりにりおなちゃんのDメロへ。



ラストは《for you》


ここまでは新しい側の曲できてただけに、最後はやはりこの定番曲でしめる。


ワンハーフなのが少し残念であったが。



そして、そのまま《HKT48》さんのステージを観る。


離れてから8年以上という事で、メンバーも曲もほぼほぼ知らないという浦島太郎的感覚苛まれつつも、《メロンジュース》で持ち直す←




ステージが終わると、【DOLL FACTORY】へ移動。


いよいよ七色BudLaBの初の大舞台だ。


SEはBudLaBではなく、IQP研究生の方が流れた事に色々思いを馳せている内に…鮮やかな花柄衣装を着た7人がステージに現れる。


初っ端は

《I'm OK♡》


さわ族長がいつもの様に元気いっぱいにあおる。


大舞台を楽しんでいるのが伝わってくる。

もちろん他の6人も緊張もありながらも楽しさが上回っている様に見える。


ブレイク中に簡単にメンバー紹介をしたりも。



続いて

《虹色グリッター》

へ。


9/19にお披露目されたばかりのこの新曲…

コミカルでキッズ的な雰囲気が強いが、キャッチーな振り付けとメロディーラインもまた印象的。



そこから

《EVOLVE》でガラッと雰囲気を変えてくる。


自分としてもこのタイミングは予想してなかったので、鳥肌が立つのを感じた。


ワンハーフながら力強い7人のパフォーマンスに会場の空気も変わった様に見える。



ラストは

《君とhigh touch!!》


この曲自体もグッとくるが、大舞台で観ると余計に…

また、涙が溢れてくる。



あっという間の15分。

名刺がてらに元気よく、力強いまっすぐなステージングは少なからず観衆に届いていた気がした。



そのまま同じステージで


《未完成リップスパークル》さん

《なんキニ!》さん


を観て、【SKY STAGE】へ移動。


《PiXMiX》さんを観て…


再びBudLaBの出番に。


今回もIQP研究生のSEと共に7人はステージへ。


屋上はかなり風が強い様で、顔が隠れるくらい髪が暴れている。



初っ端は

《虹色グリッター》


そして、このステージでの

《Dive to World》


いつもながらグッとくるが、やはりこのステージで観ると余計にうるっとなる。



ラストは

《I'm OK♡》


今回もさわ族長が元気にあおり、ラボラボブレイクでは観客を巻き込みながら曲げた腕を上下に動かす。



これでBudLaBのステージは全て終了。


あっという間の時間だったが、胸を熱くしてくれた。




その後、【SKY STAGE】で《九州女子翼》さんを。


《fair wind》

《空への咆哮》


など、このステージにふさわしいセトリで、観客を一つにしていく。




そして【DOLL FACTORY】で《CROWN POP》さんを観てから、リミスタによる、ネットチェキサイン会のルームへ移動。


3-4人に分かれて、いつもと違う場所にそわそわしながらも嬉しそうにサインを書いていく。


LinQも同じ時間帯だった為、途中りこちゃんのルームに行ってサインのシーンを見るのも忘れない。




そこから


【SKY STAGE】で

《#2i2》さん

《Lily of the valley》


【SMILE GARDEN】で

《≠ME》さん


【HOT STAGE】で

《日向坂46》さん

《=LOVE》さん


など、普段なかなか観ない超メジャーグループをまったりと観ていく。


日向坂46さんの《キュン》は昨年末のIQP年末大感謝祭でもやっていたので、その時のこと(さわ族長センター)が蘇る時間も。




再び【SKY STAGE】に移動して


《きゅるりんってしてみて》さん

《//ネコプラ//》さん

《FES☆TIVE》さん




ここで【DOLL FACTORY】に移動して2回目のLinQを観る。


なんとなく第六感が働いたのか


《Sun Sun Rise!!》は予想通り。



続いて

《人生最強・花景色》

…今度はフルで。



そして、1回目同様海月先生が振付講座をしてから


《FUKUOKA。》


でラスト。




もう一度【SKY STAGE】に移動して


《Devil ANTHEM》さん

《フィロソフィーのダンス》さん

《DIALOGUE+》さん


と観ていき、ラストは《真っ白なキャンバス》さんで終了。



昼からほぼほぼ携帯の画面を見ていた事もあり、かなり疲弊したが、BudLaBとLinQのステージをしかと目に焼き付け、満ち足りた気持ちで眠りについた。





第十二感につづく