昨日の記事で、人間関係の違和感をテーマに
 
 
どんな違和感も無視せず
自分の心地良さを選んで生きること
 
 
について書きました。
 
 
これを書いていたらもう一つ、
 
 
過去に自分が強く違和感をもった
 
 
出来事を思い出しました!
 
 
それは、私が二番目の子(娘)を
 
 
出産してすぐの事でした。
 
 
夫婦間でも『子供は二人がいいよね』
 
 
という意見で一致していたので、
 
 
娘が産まれた喜びと同時に
 
 
“ また妊娠したらどうしよう。”
 
 
常に不安がつきまとうようになりました。
 
 
特に娘が産まれた時は、
 
 
私もまだまだ世間体に
 
 
囚われまくっていたので
 
 
“ 美容師としても志し半ばだし、中途半端じゃダメなんだ。
早く復帰してスタイリストにならなきゃ。”
 
 
そんな事ばかり考えていた頃でした。
 
 
そこで私は、ピルを飲む事にしたんです。
 
 
早速婦人科に行って処方してもらい、
 
 
飲み始めました。
 
 
一番最初にきたのは、
 
 
副作用の酷い吐き気。
 
 
まるで悪阻を思い出すような吐き気に、
 
 
心が折れそうになりました。
 
 
それでも婦人科の先生には
 
 
“ 身体が慣れてくれば良くなりますよ ”
 
 
と言われ、我慢すること一カ月。
 
 
確かにその頃には
 
 
吐き気は治まっていました。
 
 
その次に気がついたのは、
 
 
生理痛がなくなってる。
 
 
それまでの私は、
 
 
割と生理痛がある方でした。
 
 
それが全くなくなってる!!
 
 
生理周期も、毎回2~3日のズレがあったのが
 
 
薬のサイクルに合わせて
 
 
ピッタリと整うようになりました。
 
 
それまでバラバラだった月経血の量も
 
 
少なめの、ほぼ一定に。
 
 
実はこの時点で、
 
 
なんとな~くだけど
 
 
不快感があったんです。
 
 
“ 生理痛 ”も“ 多い日 ”も
 
 
それはそれで煩わしかったし、
 
 
悩みの種でもありました。
 
 
だけどそれが自然だった・・・。
 
 
生理が始まってからずっと、
 
 
当たり前に自分の身体として
 
 
付き合ってきたモノ。
 
 
痛い日はカイロで温めたり、
 
 
多い日は動きすぎないようにしたり、
 
 
工夫しながら付き合ってきたモノ。
 
 
それが綺麗に整ったことに、
 
 
むしろ気持ち悪さを感じたことを覚えています。
 
 
そして一番違和感だったのが、
 
 
感情がフラットになったこと。
 
 
ピルの効果として言われる通り、
 
 
生理前のPMSが軽くなりました。
 
 
軽くなったどころか、
 
 
私の場合ほとんど無くなりましたね!
 
 
生理前のイライラも、
 
 
死にたくなるようなネガティブも、
 
 
無くなりました。
 
 
その代わりに、
 
 
すごーーーく楽しい!ワクワクする!爆笑!
 
 
みたいな感情も無くなったんです。叫び
 
 
これが一番、私の感じた不快感でした。
 
不快であり、恐怖でもありましたね。
 
 
当時の私は常識に囚われながらも、
 
 
当たり前だけど“ 個性 ”もありました。
 
 
それは、つい面白くなって夢中になったり
 
 
やり過ぎちゃって後悔する・・・。
 
 
みたいな、子供っぽいところ。
 
 
その個性の部分を作っていた、
 
 
自分だけが感じる高揚感。
 
 
それが、全然なくなっちゃった!!!
 
 
焦りました。
 
 
大好きな遊びも、楽しみも、
 
 
別にしたいと思わない。
 
 
怒ったり、泣いたりしないけど、
 
 
爆笑するほど笑えもしない。
 
 
ここでようやく決めましたね。
 
 
ピル飲むの辞めた!って。
 
ちなみにピルの副作用は個人差があるし、
ピルそのものを否定するつもりもありません。
 
 
ただ私がこの経験で感じたことは、
 
 
いくら病院の先生が大丈夫と言っても、
やっぱり自分の感じることが一番だということ。
 
 
副作用の不快感だけじゃなくて、
 
 
生理痛を感じなくなる
多い日がなくなる
 
 
これらを含めた“ 違和感 ”。
 
 
生理痛は確かに嫌だったけど、
 
 
無理しちゃダメだよ
 
 
という優しいメッセージを
 
 
秘めたモノでもありました。
 
 
また、冷えてるよ
 
 
を自覚するサインでもありました。
 
 
これは後々、今や大ファンの
 
 
布ナプキンを使い始める
 
 
キッカケにもなりましたね!
 
 
更には最悪でしかないと
 
 
思っていたPMSだって、
 
 
頑張り過ぎる自分
無理し過ぎる自分
 
 
に気がつくきっかけになったし、
 
 
生理そのものが当たり前過ぎて
煩わしくすら思っていたけど、
ピルの違和感を経験した後には
女として生きていることを
月に一度思い出させてくれる
大切な時間だという感覚に変わりました
 
 
そして元々目的だった避妊についても、
 
 
改めて見つめるキッカケにもなりました。
 
 
今でも私達夫婦は“ 子供は二人がいいね ”
 
 
という気持ちは変わりません。
 
 
でも実は、自分の中に
 
 
“ 子供は授かりもの ”という気持ちが
 
 
強くある、という事にも気がつきました。
 
 
娘の産後、まだ23歳だった私。
 
 
授かったら産める身体があるのに、
 
 
育てられる環境があるのに、
 
 
薬の力で強制的に妊娠しない身体を作るのは
 
 
なんだかとっても悲しい。
 
 
自ら仕事と家庭を天秤にかけていたけど、
 
 
“ 仕事の為に家庭を犠牲にする
   生き方はしたくない”
 
 
と思っている本心にも気が付きました。
 
 
まだ母乳を飲む子供を預けてでも、
 
 
母乳を止めてでも美容師にならなきゃ。
 
 
でも・・・悲しい。
 
 
既に過ぎてしまった時間だけど、
 
 
その“ 悲しい ” に気が付いただけでも
 
 
本当に良かったなって思えます。
 
 
だから私は、ピルを飲むのは辞めました。
 
 
私の周りにもピルを服用する
 
 
女性は結構居ます。
 
 
それ自体が良い悪いではなく、
 
 
もし自分の不快を無理矢理抑える為に
 
 
飲んでいるのであれば、
 
 
何か自分の自然な欲求を
 
 
抑えこむために飲んでいるのであれば、
 
 
私のように辞めて気が付く大切なことが
いっぱいいっぱいあるかもしれませんよ。
 
 
ピルに限らず、
 
 
自分のしていることは
 
 
自分にとって本当に心地良いことなのか???
 
 
是非、確認してみて下さいね。
 
 
違和感は本音を、
不快は快を知るための、
宝の宝庫だと思います!宝石赤
 
 
 
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