前回の記事
2.自己の外見的魅力を意識してメイクをすることの大切さ
を読んでいただいて
メイクでご自分の魅力を活かすことは大切だ
ということは、ご理解いただけたと思います。
すると次の課題は、
「自分の魅力ってなんだろう？」
「自分の魅力ってどういう方向性なんだろう？」
では無いでしょうか？
「その人の魅力に、その人自身に気づいていただく」
このことが、私にとっても一番の課題でした。
当初、教室では、
「○○様の魅力は、
キリッとカッコよくて女性が憧れるようなスッキリ感なんです！」
というように、直接感じたままに生徒様の魅力をお伝えしていました。
また、
「しんなり小町」
「ペネロペ・バルサミチコス」
と言ったように、
その方の魅力をピッタリ表現したニックネームをつける
といったワークなども取り入れました。
(それも授業1回を使ってみっちり！！)
たしかにこの手法にも効果はありました。
ただ、あまりに非効率。
そしてこの感覚は恋に似て、熱しやすく忘れやすい笑
頭を悩ませました・・・。
そこで生み出されたのが
女性の魅力を
「凛・艶・萌・清」
の4種類に分けて現わした
魅力マトリックス
（※魅力マトリックスの説明はコチラ）
誕生の経緯や、内容の詳細は
上記リンクの記事をお読みくださいませ。
この4つの内、どのカテゴリーに属するのかを診断するワークを
教室内で行い、受講生同士、グル―プで顔を診断していきます。
たとえば前述の
「キリッとカッコよくて女性が憧れるようなスッキリ感」
という魅力の女性は「凛」に該当する方なのですが、
本人に直接、
「キリッとカッコよくて女性が憧れるようなスッキリ感がありますね！」
と伝えても、
・そういう感じがイヤだからメイクで変えたい
・ピンとこない
・なんか嬉しかったけど1週間くらいで忘れちゃう
ほとんどの方がこの3つの理由に該当して、
魅力を発揮しない、
あるいは発揮したとしても持続出来ない
のです。
一方、
魅力マトリックスを使用した場合、
「あなたは『凛』の魅力の方ですね。
凛の魅力の方って、
『キリッとカッコよくて女性が憧れるようなスッキリ感』
がある方なんですよー！
たしかにピッタリですね！！
そういったメイク、お似合いですよ＾＾」
という言い方になります。
こういった伝え方ですと、
パーソナルカラーと同様に、
自分のことを言われているわけでは無く、
診断で出たタイプのことを言われていますから
聞きやすいし、いいなと感じたところは
吸収しやすいのです。
そんな風にして、
生徒様がご自身の魅力に気づくスピード
は格段に早まりました。
そのあたりから、
教室で涙を流される方も増えました。
女性はご自身の魅力に気づくことで、
いとも簡単に輝きを増しますし、
それだけでなく、幸福感・豊かさも増すのです。
逆にほとんどの方は、
ご自身の魅力に気がつけていない
のです。
それどころかご自身の外見の特徴が
イヤでイヤで仕方ない人すら
たくさんいるのです。
さらには、
魅力に気づけるチャンスがあったとしても、
ただ専門家がその魅力を本人に伝えるだけでは、
説得になってしまい、なかなか本人が喜んで手に取りません。
この魅力マトリックスの最も大切なことは、
どの魅力に属するかの正解ではなく、
その正解が導き出されるプロセス
なのです。
利害関係の無い、同じ期のクラスメイトと
グループワークを行い、
自身の魅力と出逢うことが大切
なのです。
そのプロセスの重要性を知り、
実践に応用するに至ったのは、
私、内田裕士の師匠が、
哲学博士と心理カウンセラーだからに他なりません。
美塾の教室では、
この魅力マトリックスに限らず、
流れや講師のセリフ１つ１つに仕掛け
が施されており、
ただ正解を提示するのではなく、
女性たち特有の心理に寄り添って、
ふと気付けばすんなりと
ご自身の魅力を自ら喜んで
手に取るように、考えられて作られている
のです。
私はそれを
「一生解けない、幸せになる魔法」
幸せになる魔法なら
「解けないで！」
って思いませんか？（＾ー＾）
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