僕は
ケンカが大キライで、
先輩からも同級生からも、
ケンカを売られたら
基本的には謝っていました。
ガンつけてくる人が
キライでキライで、
カツアゲしてくる人が
キライでキライで、
もめるくらいだったら
スゴスゴ謝っちゃおうって
タイプでした。
バイクにも乗ってたし、
茶髪だったし、
ロン毛だったし、
ラルフのセーター着てたし、
田舎のつくばにしては、
チャラチャラしてたけど、
まぁ、男特有の
ナワバリ争いみたいな感じは
全くキライで、
ケンカよりナンパが好き。
ナンパより笑えることが好き。
まぁ、ヘラヘラしてましたよ。
その1番の理由は、
1人の男同士で
誰が強い誰が弱いなんて
やってても、
意味が無いし、
愚かだと思っていたんです。
そのまま大人になった僕。
僕にキレたことのある方なら
ご存知かと思いますが笑
僕の謝りっぷりは、
平成の草食男子を代表する
腰の低さ、いえ、腰の弱さと
言ってもいいくらい
男のプライドのかけらも
感じられない、
それはそれは軟弱かつ滑らかな
お詫びと言えます。
地獄のミサワでいう
masa(ゲザー)級
このくらいはチョロいです。
僕もゲザーです。
誰かが怒ったときには、
謝ることが最良なんじゃないかな？
って思ってたんです。
そんな僕が、
自分の世界を超え、
自らの内にある、
猛々しいほどの
「愛」
に触れたお話を
させていただきましょう。
それは、
美塾を始めて
4年目のある日のことでした…。
たしかその日は、
メイクセミナーではなく、
講演会か、イベントで、
終了後、いつものように
懇親会を行なっていました。
そこで、
ある奥様が
若干興奮気味に、
僕のところに駆け寄ってきて、
声をかけてきたのです。
「先生！ちょっと聞いてください！
あのですね、
こないだ初めて会った女性に、
『白塗りオバケ』
って言われたんですよ。
どう思われます？！」
その方を見ると、
たしかに白塗りオバケでした。
(冗談ですよ笑 自分より白いファンデを尋常じゃないくらい顔全体に塗っていらしただけです。)
いつもの僕ならここで、
「そうでしたか。それは切ないですね。
おそらくファンデーションの塗り方が
原因かと思われます。
ファンデーションは顔全体に
塗るのではなく、
ここと、ここと・・・。」
なんて、
クソつまらんメイクの説明を
つらつらとしていたと
思うんですね。
でもその時の僕は違いました。
僕はとっさに
こう言ったのです。
「え？！
なんだって？
フザけんな！
今からそいつのとこに
行きましょう！！
ブン殴ってやる！！」
・・・
僕は言いながら、
ん？
何言っちゃってんの？
平和主義なぼくちゃんが、
ブン殴るだなんて、
そんなお下品な言葉使って…。
と、もう1人の自分が
動揺していました。
さて、
その返事を受け取った、
自分より白いファンデを
尋常じゃないくらい顔全体に
塗っていらした奥様は
どうなったでしょう？
「そんなこと
言ってくれた人、
初めてです…。」
と言って泣き崩れたのです。
そしてなんと！
そこから、
奥様は美塾に通い、
自分に自信が持てるようになり、
尊敬する先生のところで資格を取り、
なんと今では…
アクティブブレインセミナー講師
大人気講師として、
たくさんの人たちに
記憶術やラジオを通して、
夢を叶える素晴らしさを
伝えています。
僕にとっても
奇跡のような出来事で、
今でもこの瞬間が、
僕とナカジュンの今に繋がっている
大きな要因の1つ
かもしれないと思うと、
やはり、
あの時の、
場合によっては不謹慎で
非常識な僕の発言は、
必然であり、
最良だったのかなぁ？
と思うわけです。
では一体、
この時、
何が起こったのでしょうか？
元々「智」が強かった僕の、
「愛」が育ったことを示す、
典型的な事例だと
言えるでしょう。
追記。
ナカジュンも
ブログに書いてくださいました！！
こちらからラジオ出演の際の
音声も聴けるかな？
ナカジュン！
こうやって共に成長していく姿を
見守り合って生きていくのは
嬉しいことですね！！
ありがとう(＾∀＾)
また、
このブログのつづきを読みたい方は
こちらをご覧ください！
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓