木々の枝の葉が小さな新緑になり、標高が上がったことを知らせてくれた。
この辺りは春が到着したばかりなのだろう。


透明感のある涼やかな声が聞こえてきた。
蒼い衣を纏ったルリビタキの雄が囀っている。


そのルリビタキの近くには、細かい鳴き声?のサメビタキがフライングキャッチをする姿も見ることができた。





昼を過ぎたが曇るはずの空には元気の良い太陽が居座り続け、撮影の意欲を削いでいる。
もう一度森の中に車を引き返すことにして、ゆっくりと来た道を戻ったが、鳥の行動する時間に合わなかったのか、帰り道では、なかなかその姿を見ることができなかった。


来週は、今日の様子を踏まえて標高の高い山に再び出向くか、それとも、水田や川沿いの芦原を覗いてみるか悩むところ。
さて、どうするか、何れにしろ、夏の鳥探しは暫く続くのだろう。