がんの生存率 | 34歳で肺がんステージ4 骨転移&癌性髄膜炎でも諦めないblueのブログ パパガノコシタイモノ

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がんと向き合うために役立つブログづくりを目指しています。

このブログでは、がんの治療方法や副作用対策、メンタルコントロール法、食事療法、ヘルシーレシピ紹介など、がんと向き合うために役立つ情報をテーマ別に紹介しています。

がんと告知された時、自分があとどれくらい生きれるのか、ほとんどの人がそう考えると思います。

その場で医師に聞いたり、自分でネットで調べたり、ということをすると思います。

僕の場合は、医師に余命は恐ろしくて聞けず、ネットで色々と調べると、肺がんステージ4の場合は何もしなければ半年とか、1年生存率は50%とか、きつい内容を目にしたのを憶えています。

そして、自分はあと半年くらいしか生きられない、と超ネガティブになったりしました。

同じような経験をされている方もおられるのではないでしょうか?

でも、ネットの情報は、それが本当に正しい情報なのかどうか、まず精査しないといけませんし、そもそも数字そのものに踊らされてはいけません。

生存率は全がん協が統計を取っています。このサイトで、ステージ別の5年生存率を見ることができます。↓


一応これが今のところ最新で、信頼度の高いデータかなと思います。

ここでは、肺がんステージ4の5年生存率は4.9%となっており、全がんの中でも低めです。

しかし、いつのデータかよく見てみると、2001年~2003年の症例となっており、10年以上も前のデータとなっています。

統計を取って、結果が出るには時間がかかるらしく、最新とはいえ、だいぶ前のデータというのがわかります。

2012年に、同じ2001年~2003年の症例で全国のがんセンター施設別の5年生存率が発表されており、病院によっては4.9%を上回っています。↓

(ライブドアニュース)

詳細は全がん協サイトで見れます。↓


2001年~2003年といば、まだイレッサが承認される前後の話で、遺伝子検査もされてなかった頃ではないでしょうか。

なので、がんの生存率については、正確な情報を知った上で、数字を鵜呑みにはしないことが一番だと思います。

この当時でまだ承認されてなかった薬も、今は出てきていますし、イレッサの使い方も遺伝子検査で確立されているので、おそらく数年後に出てくる統計では、もっと数字が上がっていると思います。

なので、冒頭で、あと半年くらいしか生きられないかもしれないと、告知当時の僕の話を書きましたが、今では5年後生きていられるのも夢じゃないと思っています。



未来なんか誰にもわからない

たとえ夢のような話だと言われても

僕は信じる

それが僕にとっての希望

そして

どうかみなさんも信じてほしいと

そう思います



2014.1 WAKAYAMA SUSAMI


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