障害年金 | 34歳で肺がんステージ4 骨転移&癌性髄膜炎でも諦めないblueのブログ パパガノコシタイモノ

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今回は、障害年金のことについて書きたいと思います。

詳しいことについては、日本年金機構のHP(http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3225)に書かれていますので、ここではいつ、どのような手続きが必要で、認定されればどのくらいの年金が支給されるのか、などについて、なるべく簡単に書きたいと思います。

まず、がんという病気で障害年金が出るのか、というところですが、障害認定にあたっての基準の16節に悪性新生物による障害というのははっきり記載されていますので、認定されれば支給されると思います。http://www.nenkin.go.jp/n/open_imgs/service/0000006949.pdf
※PDFファイルなので一部のスマホや携帯からは見えないかもしれません。

申請の時期ですが、がんと告知されてすぐにはできません。初診日から1年6ヶ月経って、初めて申請することができます。

そして、1年6ヶ月後、年金手帳(会社勤めの方は会社で保管されていると思います)や保険証などの身分証明書を持って、最寄りの年金事務所に行きます。

そこで、所定の書式の診断書や、身体の異常を感じて初めて受診した病院に書いてもらう書類、自分で記入する書類、戸籍謄本や住民票など、とにかくたくさんの書類が必要だということで、書類を渡してくれますので、診断書は医療機関で書いてもらったり、他の書類は自分で用意することになります。

ここで、今通院している病院で書いていただく診断書ですが、これは初めて受診した医療機関へ行った初診日から1年6ヶ月以降、3ヶ月以内の状態の診断書が必要です。この診断書によって、障害の程度が1級になるか2級になるか、3級になるかがおそらくだいたい決まってくるのではないかと思います。この書類の審査は、年金事務所サイドの担当医師が行い、等級が決定されます。

私も今書類を集めている段階ですが、肺がんステージ4にまでなると、3級くらいなら認定されるのではないかなと、あわよくば2級という感じですかね。これは個人的な見解ですが。

ちなみに3級だと最低保障で年額579,700円、収入が多い方はこれより増えます。例えば、平成15年4月以降に就職し、その時から働いたのボーナスを合わせた収入の平均月額が40万円だったとすると、年額685,900円になります。(平成15年3月以前から働いている場合は若干計算が異なります。詳しくは日本年金機構のHPをご覧ください。)

2級になると、上記の金額に配偶者の加給年金222,400円、さらに2級は障害厚生年金に障害基礎年金772,800円と、子の加給年金222,400円(第1子、第2子)、第3子以降は741,00円が加算されて、上の金額と単純に足すと200万円前後の年金を、障害認定されている間はずっと受け取れるようです。肺がんステージ4とかになると、完治という概念もないわけで、認定されるとおそらく死ぬまで受け取れることになると思います。

抗がん剤治療の副作用や、腫瘍の進行の程度によっては疼痛があり、僕らがん患者は寝たきりの状態になる時もあるし、良くなっても倦怠感や痺れ、浮腫みなど時期によって様々な症状が出てきます。なので、認定基準の一部に初診から1年6ヶ月後以降3ヶ月以内の診断書で、5段階で何でも自分でできるという選択肢から、介助が必要という選択肢までに分けられている項目があるのですが、一概にこれという項目を決めれないような気がします。この辺は主治医にうまく書いていただけないか相談するところですね。ちなみにこの5段階というのは、http://www.nenkin.go.jp/n/open_imgs/service/0000006949.pdfこちらの4ページ目で確認することができます。※PDFファイルなので一部のスマホや携帯からは見えないかもしれません。

どちらにしても、3級にもしてもらえなかった、みたいなことになる可能性もあるので、あまり期待せず申請してみます。

私と同じ境遇の方も、初診から1年半経ったら、年金事務所に相談に行ってみてください。

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