【時間管理】スキマ時間が見えたわけ。そのための覚悟。
手帳術を始めたいと考える、子供の小さい専業主婦って、時間は有り余ってるのに活用下手なイメージでした。(当然ながら不満がなければ時間管理しようと思わないと思うので)
その例に漏れず、私もしたいこともやるべきこともたくさんあるのに、何もできてないのがとても気分的に重かったです。
手帳術を始めてからも。
始めてからの方が余計に、かもしれません。
だけど、家事の時間と睡眠時間を入力してしまってようやくわかりました。
今の私の生活パターンを時間軸上で見ると、
私の自由に使える「スキマ時間」は、
主に早朝、午前中、午後、夜の四か所に分割されていて、
最大限で考えても、トータル四時間半くらいでした。
四時間半です。
今までないと思っていた時間、四時間半もありました。
ただ、その四時間半は、勤めに出てする仕事のようにまとまって何かをできる四時間半でないということもわかりました。
さらに、あくまで、「基本的な家事を除いたスキマ時間」なのです。
ここに「毎日やる家事以外のコト」も入ってくるわけです。
例えば、
・幼稚園行事(懇談会、保護者の集まり、部の集まりなど)
・買い物(基本は土日にまとめ買いですが、大体平日に一度くらい買い物に行きます)
・通院(息子は3週間に一回ほど常備薬をもらいに通院しています。さらに子供が二人いれば、小児科などにかかることもそれなりにあります)
・天気によって大物の洗濯、季節変わり目の衣替え、普段しない所の掃除
・子どもがぐずった時の対応(これは親の都合関係なく発生しますよね)
・通常とは違う子供の予定(日時を約束してクラスの子と遊ぶとか)
こんな感じです。
これも、含めた四時間半なんですよね。
そう考えていると、四時間半がすべて自由になるわけではないわけです。
家事の時間帯が変わらざるを得ないような予定が入れば、当然夜の自由時間がなくなったりすることもあります。
寝落ちももちろんそうです。
そう考えると、「時間はあるけど、それが確実に思ったように使える時間でもない」ということもわかりました。
ただ、「思ったように全部を使えないかもしれないけど、それをどう使うかを決めているのは自分だ」ということもわかりました。
今まで、家事をスケジュールに組み込もうと考えたことはありませんでした。
そして、スキマ時間は山ほどあるのに、何もできていないと思っていました。
それがとても自分にとっては負担でした。
でも、ようやく「主婦業」と言えることをスケジュールに組み込んでみて、
「時間がある」ことに気付きました。
その時間が、有限であることも。
その時間が、どれだけ貴重であるかも。
お勤めのWM(兼業主婦)の方は、お仕事が毎日の時間軸の真ん中にどんと入ってしまいます。
そうすると、必然的に家事すらもやれる時間が限られます。
子どもの相手をする時間なんてもっと限られてしまいます。
そうすると絶対的に、空いた時間でやるべきことをどう効率的にこなすか、ということを考えざるを得なくなると思います。
スキマだらけの専業主婦とは、やっぱり時間に対する認識が違うんだろうなあと思いました。
ぼんやりと、専業主婦と兼業主婦の方の手帳は根本的に注目すべき視点は違うなあと思っていたのですが、それが少し見えてきました。
専業主婦の大変さは、(ブログ内でも何度も書いている気もしますが)
決まった時間が少ないということ。
自由度が高いということ。
家事そのものが、毎日の時間を使っているく大きな要因ということに気付かないこと。
(何となく、家事って、ちゃっちゃと終わるイメージだけはあるんですよね。時間かかることもあるのに)
私がずっと見つけられなかったスキマ時間は、「(基本的な)家事をやらない時間」だったのでした。
そしてそれが、私が付箋をはがす(ルーティン以外のやるべきタスク、やりたいことを実行する)ことに使える時間だったのです。
ここまで考えて、今まで自分が抱いていた家事へのイメージが見えてきました。