こんにちは。
鹿児島市のピアノ教室 みゆきぴあの教室です。
お読みくださってありがとうございますニコニコ


*キーボードや鍵盤数の少ない電子ピアノでピアノを習うということ*


ここ数年、当教室で1からピアノを習う(他教室でのレッスン経験がない)生徒さんの保護者様には、

「すぐにではなくても構わないので、できればアコースティックピアノ、最低でも、鍵盤数が揃った(88鍵)電子ピアノをご用意ください」

とお願いすることにしています。


それは、過去の経験から、キーボードや鍵盤数が足りない電子ピアノで練習していては、レッスンが長続きしづらいことが目に見えているからです。


なぜかというと、キーボードや鍵盤数の足らない電子ピアノでピアノを習うと、


・おうちでは弾けていた部分が教室では弾けない(鍵盤の構造が全く違うため)。

・教室では強弱がつけられても、おうちではつけられない(同上)。

・教室で新たに教わった技術をおうちで練習して定着させるということが不可能(同上)。

・鍵盤が足りない部分やペダルを使う部分は、おうちでは想像で補って練習しなければならない。


などということから、
がんばればがんばるほど、レッスンも練習も嫌になってしまうという悪循環にはまってしまうからです。


実は、現在、キーボードで練習している生徒さんがおひとりだけ(幼児さんは除く)います。


他教室から移ってこられた生徒さんだったので、
てっきり鍵盤数が揃った楽器をお持ちだと思っていたのですね。


ところが、ある日のレッスン中、
「うちのピアノには、この音はない」
という衝撃発言がありまして、お持ちの楽器が鍵盤数の少ないものであったことが判明しました。


とはいえ、生徒さんは、〈ピアノ〉を習いにきているわけです。
決してキーボードを習いにきているわけではない。


学校での伴奏に挑戦することもあるかもしれない以上、
こちらは〈ピアノ〉を教えなければならないと思うわけです。


ですので、〈ピアノの弾き方〉を他の生徒さんとわけ隔てることなくレッスンし、

生徒さんもかなりがんばって、学校行事での伴奏にも挑戦しました(ペダルを使う曲でしたが、ご自宅では、箱に棒を刺してペダルもどきを作り、踏む真似だけの練習をしたようです)。


そして、つい先日、初級から中級への橋渡し的な教材である「ブルグミュラー」に到達することができました。


でも…でも、やはり、ピアノが嫌になってしまったようで、
この3月末でレッスンを辞めてしまうこととなりました。


がんばっていただけに残念ですし、
ピアノではなく、キーボードを楽しく弾くということを目的としたレッスンをした方が良かったのか、
それとも、もっと早い段階で、レンタルでも良いから、鍵盤数が揃っている電子ピアノをご用意いただくように保護者様にお願いするべきだったのだろうか、など…後悔ばかりです。


やはり、キーボードや鍵盤数の足りない電子ピアノで、ピアノを長く続けることは難しいです。


キーボードで練習しているが故に、がんばった挙句に、ピアノが嫌いになる…


そんなことになるのだったら、最初から、ピアノではないものを習った方がずっと良いと思います(あくまでも私の個人的な意見です)。



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