こんにちは
前回の星の時間で紹介した>ペルセウス座流星群がピークの日になりましたね
あいにくの天気が13、14日と雨続きで空が晴れてくれることを祈ります
さてさて、今回は夏に見える星座である、『さそり座』の紹介をします
さそり座は大きなSの字をした、長い尾の先に猛毒をもっているサソリの姿を表した星座です
さそり座の真ん中あたりにある真っ赤に輝く、1等星の星アンタレスが目につくので見つけやすい星座です
アンタレスの語源は「アンチ・アレース」、つまり「火星の敵」という意味からきています
アンタレスのそばには、赤い惑星としておなじみの火星(軍神アレース)がしばしばやってきて、
両者が赤さを競いあうように見えることから、その名がつけられたのです
この前紹介した天の川を南に下っていった先、南の空低い所にアンタレスが輝いています
その星と回りの星を、釣り針のような形につないでみると…
こんな形でさそり座が見えます
そんなさそり座の神話を少しご紹介
オリンポスの神々は、日ごろ何かと乱暴で行状のよくない狩人のオリオンのことを苦々しく思っていました。
そして、とうとうオリオンが他の生き物より一段高い地位を要求しはじめたことに、本気で怒りだしてしまいました。
そこで大神ゼウスの后(きさき)ヘラはオリオンをこらしめるために、道に1匹の大さそりを放って、待ちぶせさせたのです。
そうとは知らぬオリオンがそこを通りかかると、草むらからはいだしてきた大さそりに足を刺されてしまいました。
そのさそりの猛毒に、オリオンはたった一刺しであえなく息絶えてしまったのです。
大さそりは、その功績をヘラをはじめとした神々に認められ、星座にあげられることになりました。
後にオリオンも星座となったのですが、さそり座が大の苦手で、星空では180度はなれたところに位置しているというわけです。
オリオン座は冬の星座として有名です
調度さそり座が見えなくなっていき、冬に近ずくにつれてオリオン座が姿を現します
まるでオリオンがサソリから逃げているみたいですね
夏の大三角と一緒にさそり座も見つけてみてください
ではこの辺で、今回の星の時間を終了します
ご視聴ありがとうございました
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