これは、何年も前にフリーペーパー「なないろ広場」に描いたマンガです。
いちばん上の子が1歳のときの話です。
お散歩してたら、ちょうど ゆるやかな短い坂道があって、
そこを通ったときに「はっ」とした顔をしたと思ったら、
坂道を のぼったり おりたり、のぼったり おりたり、
ずーーーーっと夢中になって坂道を楽しんでいるのです。
「なるほど…。坂が、面白いのか…」と、新鮮な驚きでした。
その頃、なるべく好きなようにさせてあげようとしていて、
そうすると、普通に歩けば5分の距離が 1時間かかったりして…
お散歩のときは いいのですが…。
(お散歩でないときは、抱っこして たたたーっと目的地に急ぎます。)(笑)
おそるべし1歳児。
世界と出会う、新しい感覚の小さな子どもを近くで見守っていると
感動したり、びっくりしたり。
大人には あたりまえのことが、あたりまえではないのですね。