かんたんで早くても、心を見失うわけではない。
「おかわり飯蔵」を読むと、「料理に心が入ってるな~」と思うのです。
かんたんで早くて、しかも、心が入っている。
9月7日に桜木町で開催された魚柄仁之助さんの講演会では、
「どこかの〇〇先生のやり方に頼って安心するのではなく、
自分で考えて、自由に自分で選ぼう。工夫しよう」
というお話が印象に残りました。
魚柄さんが工夫した、具体的な料理法が紹介されている本がこちらです。
「おいしいごはんはこう作る
~料理に関する七つの教えと実践レシピ百八つ」
(魚柄仁之助/著 新星出版社)
裏表紙はこんな感じ。
七つの教えの最初の三つが、これです。
1.料理はついでに作ればいい (おまけ料理)
2.料理は、まとめて作ればいい (一気料理)
3.料理は、ほうっておけばいい (保温料理)
この本を買ったら、こども(中学生)が私より先に読んでいました。
子ども 「『おかわり飯蔵』に出てた料理が載ってる!」
私 「こんど、いっしょに作ろうよ。」
子ども 「うん! おいしそうだね~。」
自分で考えて工夫する姿勢が描かれている「おかわり飯蔵」、面白いです。