こんにちは。
昨日の記事の続きです。
マンガ「鬼滅の刃」の、クモの鬼の話がすごい。
(鬼がこわいから、こわいの苦手な人にはおすすめできないですが)
ひとりの強い「鬼」が、他の「鬼」を脅して仲間にします。
その強い「鬼」はほんとうは「心のつながり」が欲しい。
でも、どうしたらそれが出来るのかわからない。
そこで、他の弱い「鬼」を脅して言うことを聞かせて、
「つながり」「家族」を作ります。
他の弱い「鬼」はいやだけどこわくて仕方なく従います。
言うことを聞かないと殺されるので。
おびえながら、強い「鬼」のそばにいます。
逃げたいけど、逃げると殺されるので。
「支配」と「コントロール」の関係です。
「支配」や「コントロール」による関係は、
安心できない関係です。
信用できないから力や恐怖で支配する。
恐怖(言うことを聞かないと制裁される)で支配されたら
安心も信頼もできない。
お互いに安心できない。信用できない。
さびしく、悲しい関係です。
ほんとうは、「やさしさ」や「おもいやり」、「大事に思う」気持ちが、
「心のつながり」を作るのだけれど、その逆をやってしまっている。
「こわがらせて」「おさえつけて」支配下に置いて、つながろうとする。
どうしてか?
…
人と関わるときに、
「支配」する方法しか、思いつかないからなのです。
その悲しさ。
たいへん悲しいことですが、あるあるです。
実際に、もう、あっちでも、こっちでも…。
学校でも、職場でも、組織でも、
親子関係でも。
「こわがらせて」「言うことを聞かせる」関係。
そういう関係しか知らないと、そういうふうにしてしまう。
「支配」や「コントロール」をする人は、
そういう関わり方しか体験していなかったりします。
「なんか変だな」「うまくいかないな」
「ほしいのは、こういう関係ではない気がする」
「心が満たされない」
そう思っても、他の方法がわからない。
そういう悲劇がある。
どうしたらいいか?
「支配」や「コントロール」では満たされないことに気づくこと。
「安心」「思いやり」、そういうものでつながる関係を
見たり聞いたりすること。体験すること。
そうやって変わっていくことができます。
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