コロナの感染者が少なくなってきて、いよいよニューヨークもロックダウン解除へ向けて第一歩を踏み出すかというときに、今度はミネソタ州ミネアポリスの警察官による人種差別の殺人行為によって全米に広がるデモの影響で、夜間外出禁止令が発令されました。


注意夜8時から朝の5時までは家から出てはいけません。注意


連日ニュースで流れる、各地でのデモ行進。そして、暴徒化した人による窃盗、破壊行為炎。コロナも終息していないのに、あんなに人が密集してしまって、また感染拡大が起こらないか心配です。ショボーン 


ニューヨークもマンハッタン、ブルックリン、クイーンズの主要地域で連日デモ行進が行われ、暴徒化した人達による破壊行為による被害もマンハッタンを始め、深刻になってきている様です。これ以上被害が拡大されないことを願うのみです。


アメリカの人種差別の問題は、アフリカ系アメリカ人だけでなく、私たちアジア人にとっても他人事ではありません。ショック


アジア人、特に日本人は、差別にあったり、何か理不尽なことをされたとしても、反発したりせず、グッと我慢をして平和的に済ませてしまおうというところがあると思います。しかし差別がないわけではありません。アメリカにいると、アジア人だからというだけで、暴力とまではいかなくても、嫌な態度を取られたり、あからさまにバカにされたりすることは日常茶飯事です。(更に今は、コロナが中国からというだけで、アジア人全体が差別の対象になっています。)


このデモがいつか落ち着いた時に、また元の「普通」の生活へと戻っていくのでしょうか。コロナウイルスも同じで、また元の生活へと戻った時に、どれだけ人間は変われるのでしょうか?


コロナウイルスの大流行と、今回の人種差別事件をきっかけに、今までの「普通」を変えなければいけないんだと思います。