中学生時代のお話…
○○ってアイドルに似ているとか芸能人に似てるとか言われてるかわいこちゃん。
ああ。似ている。そして可愛い。きゅん。
女子中学生は芸能人に例えたがるあるあるですよね。
その時ひらめに電流走る。
私に似ているアイドルや芸能人が現れれば「ひらめって○○に似てるって言われるっ!!!!!」
自分のことを天才かと思いました。
数年後・・・
やはり言われない。
そういえば私に似てる人がTVに出たら○○に似てるって言われる日がくるなんて思ってたなぁ・・・
再びひらめに電流走るっ・・・!!!!!
数年経って大人になったひらめは気づいてしまったのです。
「あっ。私に似てるこの顔面では芸能人になれないんだ。ああなるほど。」
現実を知った瞬間である。
全てを察したのだった。
そしてさらに歳を重ねた今では芸能人やアイドルではないんだけれども
世界の誰もが知る「深海魚」
ドラマ化までされた日本が誇るアニメ妖怪人間ベムの「ベラ」又は「殺せんせー」
お池に生息する蚊の幼虫こと「ボウフラ」
手足が鮫肌でブツブツなのでジャパニーズソウルフード「ちくわ」又は「鯖の皮の裏側」
人を越えいろんな物に例えてもらえるようになりました。
もはや芸能人よりメジャーデビューである。
儚い夢が打ちひしがれ、新たな境地に立ったお話でした。