前回アップした「フェルトのお花のヘアアクセサリー」 。
コメントを下さった皆さんから、「簡単そうに見えて、実際に作ると難しいのでは?」という感想を頂きました。いいえ~。全然難しくないんですヨ!!
そしてそして「作ってみたい」というお声も沢山頂きました。
折り紙で作れるお花として、いつの頃からか知っていた作り方。それをフェルトで試して作ったのがこのお花のアクセです。知っている方も多いのでは?と思っていただけに意外な反響にびっくりでした。
簡単で、色々とアレンジができそうなフェルトのお花。リクエストをくださった方だけでなく、きっとたくさんの方に喜んでいただけるかな~と感じたので作り方をアップさせて頂きますネ♪
皆さんにも「簡単でカワイイ!」と思っていただけたら嬉しいです⋆^^⋆。
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★フェルトのお花(Aタイプ)の作り方★
(*2013年10月追記。別のタイプのお花の作り方も公開しました。便宜上、最初に作ったこちらのお花をAタイプと呼ぶことにします。)
【材料】 (お花1つ分用)
フェルト 18センチ幅×お好みサイズ(今回は4cmで作成。上の写真のパッチン止めと同じ出来上がり寸法になります。)
(参考)私はこのセリアの「クラシックカラーフェルト」を使いました。1セット3枚入り。色もきれいで巻きやすいです♪
【道具】
はさみ
グルーガン(ない場合は糸で縫ったり、接着力の高い手芸用ボンドなどで代用してくださいね♪)
ロータリーカッター(なくても可)
【作り方】
①フェルトを18cm×4㎝の長方形に切る。
*私はロータリーカッターを使いましたがはさみでOKです。はさみの場合は、チャコペンなどで印をつけてそれに合わせてカットしてください。
②フェルトを半分に折る。
③半分に折ってわ(折山)になっているほうから、はさみで切り込みを入れて花びらを作る。お花の茎側(底側)になる部分を必ず5~6mm残すように注意。
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★花びらの切り込み幅 «参考数値»
【18cm×4cmサイズのお花の場合】
3mm~8mm (お好みの幅で作成して下さい)
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こちらは切り込み寸法例です。*単位にご注意下さい。cmとmmがあります。
この切り込み寸法でできるのは花の中心に細い花びらがあるタイプ(下の写真参照)。
切り込みの幅でお花の表情が変わります。
(白いお花)全て4mm幅の切り込みで花びらを作成。
(水色のお花)上の切り込み例の寸法で作ったものがこちら。3mm幅で切り込みを3㎝入れ(これが花の中心に来る)、残りはは7~8mm幅の切り込みを入れて作成。
巻き加減は、きつすぎず、ゆるすぎず、がいいと思います。(理由:後で底面全体にグルーガンでのりづける時に、グルーが隙間に入っていくぐらいの巻き加減のほうがよいと思われるため)
巻き終えるとこんな感じ!
巻き終えた直後は左側(青いお花)のようになっていますが、最後にグルーを付けた後で形を整えると右の白いお花のようになります。
⑤お花の底をカバーするフェルトを作る。(写真はカット中のもの)
*巻き加減で底面の大きさが多少変わってくるので出来上がりに合わせてカットしました。慣れてきて一定寸法で作れるようになれば、最初に丸いパーツを作っておけばいいと思います。
⑥グルーガンでのりづけし(赤印の3か所)、底にカバーをつける
写真内①②の位置・・・①にグルーを付ける→巻いて接着、そして②の位置にグルーを付ける→巻いて接着、と1つ1つを順に終わらせる。
最後にお花の底面全体(写真内③の位置)にグルーがいきわたるようにしっかりつけ、手順⑤で作った底カバーをくっつける。
*グルーガンには機種ごとに使用時間の制限がありますのでご注意ください。(セリアのグルーガンの場合は20分のようです)
*グルーガンによるやけどには気を付けてくださいね!
右にはグルーガンでブローチピンをつけてみました。
ヘアクリップ&安全ピンの2WAYタイプ。
グルーガン(またはボンド)で接着。
最後に花びらを指で広げて形を整えたら完成です♪。
写真は多くなってしまいましたが、実際の作業は多くないんですよ(*^▽^*)。
【作り方のまとめ】
①フェルトを好みの大きさにカット。
②フェルトを半分に折る。
③切り込みを入れて花びらを作る。
④底布を作る。
⑤グルーガンでとめる。
以上です!
作ってみて、ん??なんかかわいくない><!と思ったら、次は巻き加減を変えてみてください。
巻いている間にずれてくる布のちょっとしたズレ加減の違いでお花のかわいさも全然変わってきます(超重要)。 自分の好みの巻き方を見つけよう!と意識して作ってみてくださいね。
他に、うまく作るための大事なポイントだなぁと感じたことが少しありました。そちらも合わせて書いておきますね。
ポイント①はさみ
フェルトを切りやすいはさみ、切りにくいはさみがあります(フェルトがはさみの刃に挟まってしまう)。いくつかおうちのはさみを試して、一番切りやすいものを使ってください(切れないと花びらを作るときにうまく作れずイライラ~っとしてしまいます(^▽^;))。
そしてできれば・・・
このように↑刃の奥まで布を挟み込まないと切れないはさみよりは
理由:花びらの底側(茎側)を5~6mm切らずに残しますが、はさみの刃の中心部をコントロールして必要寸法を残すのが難しいため。
刃の中心で切ると慎重にやっていても思わず最後まで切ってしまいそうでした。はさみの先端が見えているほうが断然必要寸法を残しやすかったです^^。
作成手順④で布を巻いてお花の形にしますが、巻き始める前に半分に折ったフェルトの内側を外側とずらせるだけずらしてから巻き始めます。
理由:フェルトに厚みがあるため普通に巻き始めると半分に折りまげたフェルトの内側がだいぶ余ってしまい、最後まで底面をそろえて綺麗に巻き付けるのが難しくなります。
ポイントは・・・
内側のフェルトをずらせるだけずらしてから
巻く!
それでも、少し内側の布が余って来ると思います。
これくらいまでのずれ幅なら大丈夫です↓(巻き終わった直後。のりづけなしの状態)。これ以上のずれ幅だとちょっと厳しいかもしれません。その場合はもう一度やり直して下さい。内側をできるだけ余らないように意識するだけで違ってきます^^。
グルーを付けるときに少し引っ張りながらつけると底面をそろえてつけられます。
また、花びらを広げる前の段階ではこのずれがやや気になりますが、花びらを広げると布を付けているところはほとんど見えなくなります↓。
この2つのポイントだけ、頭に入れて作成してくださいね⋆^^⋆☆。
沢山の方の笑顔につながりますように~☆。
*********~2013年9月15日追記~**********
上記の作り方をベースに、アレンジした物をアップしました。(詳細記事はこちら★)
(その他のフェルト作品)
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作ったら使った場面も見てみたくなって、ハイジにお願いして秋冬用のお洋服と合わせてみました。
去年作ったコーデュロイのワンピース&3WAYのミニストールにブローチをプラス。
お花が1つ入るだけでシックにまとめていてもぐっと女の子らしさが加わりますね!!小さくてもお花効果、絶大です。
皆さんも、かわいいのをたくさん作ってくださいね~☆