今日の残日録・いじめっこのためのフリースクール | 文学ing

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森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

残りの人生を使ってやりたいことは、

死んでしまう子どもを一人でも減らしたい

 

ということだと前に書きましたが、中でも学校に行ったがために死んでしまう子どもを減らしたいと私は考えています。

 

学部と院で不登校の研究を自分なりに進めました。結論として、死ぬくらいだったら学校に行かなくてもいい。

(現役時代はもっと積極的に学校解体主義を持っていましたが、残り20年でそれをするのは無理ですから)

 

いじめで自殺するティーンエイジャーは自殺者(10代)全体の3%というありえない統計があります。統計が信用出来ないにしても、いじめられて死んでしまう小中学生がいる、ということ自体を、頭ごなしに否定する人は少ない。

だったら同級生に殺される小中学生は確実に存在するので、私はそういう彼らが殺されるまでになんとかしたいと思うのです。

 

ではどうするのか。

 

加害者が通うフリースクールを作りたい。

 

 

 

目的は2つ。

  • 悪い子にはお仕置き。やってはいけないことをした子どもにはペナルティを与える。とはいえ刑罰を与えられない。だったら子どもが一番嫌がることをさせる。つまり、宿題。計算、漢字書き取り、作文を通常学校で行う量の10〜100倍やらせる。結局彼らは何も面白いことがなく、暇だからついついいじめに走ってしまう。ではまず、暇がなくなるくらい、することをあたえれやればいい。
 
  • 人生をやり直す。10代といえば残りの人生が最低50年はある。その時間を無為に過ごして悪事に走るのは残念に過ぎる。宿題を死ぬほどやる以上に、自分でやりたいことを見つけさせる。本当に夢中になれることを自力で見つけさせる。見つかるまで通常の100倍の宿題は続ける。やりたいことが見つかったら、それに本気で取り組んでいるか監査する。現実逃避の目的じゃなく、自分の人生が意味のあるものだと思える活動にたどり着いているか見極める。

こういう活動を、自力で始められないかなあ、と考えています。

暇を持て余している小中学生は多いのです。勉強ができる子にとって授業はつまらないし、部活や個人的な趣味に没頭できない子にとって人生は空虚です。

それを変えればいい。

かれらのすっかすかの中に、いろんなものを詰め込んでやればいい。

 

全国の子どもにそれは出来ない。でも周辺10キロに生きているいじめっ子くらいにだったら出来るかもしれない。

 

バカとハサミは使いようというけど、殺そうという意図を持つ人間が減れば殺される人間も減る。

無くすことは考えない、減らすことを考える。

 

まずは、私がそれをするに値する人間、という信頼を勝ち取らなくてはいけません。それが近々の目標。