あははっその1からずいぶん日がたってしまいましたが、その2の記事です
さて、いよいよ、レース当日です
朝4時起床、朝用にとっておいたオニギリと薄皮アンパンを食べ、最終のレース準備に取り掛かります。
重要なのは、バイクでの補給食の準備です。
スイム中は当然補給できませんし、スイム直後は胃腸の血流が安定しておらず、水分のみでカロリーはとらないほうが良いとのこと。
1番時間長いのもバイクですし、ここでの補給重要です。
かと言え、吸収できる糖質は1時間あたり60gとのこと。
うまく調整して補給できるように計画立てて、ボトルに振り分けます。
基本はマルトデキストリンを水に溶かしたスペシャルドリンク。
そこにMg豊富なマグオンを痙攣防止に1スティック、さらに筋肉の損傷防止にアミノ酸を2スティック。
マルトデキストリンは、バイクの予定時間5時間から300gとし、以上全てを1リットルで溶かしてサドルバックのボトルにセットします。
出だしのDHバーボトルはスポドリのみで行きます。
それと固形食として羊羹2切れをトップチューブバックに入れておきます。
あとバイクのスペシャルエイドにアミノ酸ゼリードリンクを預けておきました。
ランの補給食は基本エイドで補給する作戦ですが、マルトデキストリンを100gづつ溶かしたボトルを2本用意して、1本は持ってスタートし、もう1本は折り返しのスペシャルエイドに預けておきます。
さて、準備万端、患っていた風邪もなんとか大丈夫そうで、風邪薬飲んどけばレースには出れそうな体調でした。
スタートは7時ですので、宿の米子駅前から、約6km離れたスタート地点皆生温泉まで自走のため、5:15に宿を出ました。
自走の時は毎度のこと荷物いっぱいで大変ですが、佐渡の時の真っ暗な中30分の自走に比べればマシな方ですね。
スタート地点に到着
心配された雨はなく、薄曇り、25℃まずまずのコンディション、予報ではこの後晴れて、気温は最高30℃となってました。
まずメカニックで空気入れ借りてバイクのタイヤにエア充填しておきます。
本来800kPaですが、その日はドライコンディションですし、バイクスタートまではまだ時間ありますから、フロント850のリア900とちょい圧で入れておきます。
天候見誤ると宮古島の時みたいにとんでもない事になるんですが、今日は大丈夫でしょう。
その後バイクをラックに掛け、ボトルをセット、スイム後とバイク後のトランジションバックをラックに掛け、スイムの準備します。
40分前からウエットスーツを着始め、30分前にゼリードリンクで最後の栄養補給、スマホなどゴール後必要なものをゴールバックに入れて配送トラックに預けます。
スイムスタート地点でスイムチェックインし、ちょこっとアップがてら試泳してスタートに備えます。
そして、7:00皆生トライアスロンのスタートです
バトルを潜り抜け、海岸沿いのコースで目標がなく泳ぎにくいのを我慢しつつ、1.5kmの折り返しを26分台のまずまずのタイムで通過。
復路はばらけて泳ぎやすく、調子よく泳げてほぼ目標通り、52分台で3.0kmのスイムをアップしバイクへとトランジションしました。
最近やっとトランジションで戸惑うことなくなり、スムーズにバイクスタートできました。
体調もあるし、過去ロングでことごとく大失速していることもあり、バイクの序盤は平坦区間でしたが、かなり抑えめに入りました。
そして中盤からはこれでもかというアップダウンの厳しいコースに突入していきます
大山山麓300mをだらだら上り、一気に下りでなくその後ずっと上り下りが続きます。
このころからスッキリ晴れ渡り、暑さとも戦わなくてはならず、結構きつかったです。
ですが、体調管理と抑えて入ったおかげか、失速することなく、最後の復路平坦区間は、ペースアップできそうな(無理しませんでしたが)調子で140kmのバイクを終えました
後から思えば本来目標の100位以内には程遠く抑えすぎたかとも思いますが、まあ、しょうがないかというところです。
そして問題のランですが、無理せず5分半~6分は切るくらいのペースで走っていきました。
ど平坦の往復コースですが、とにかく暑さとの戦いでした。そんなわけで、エイドステーション(ほぼ2kmおき)には鈍行各駅停車ですべて入念に止まって行ってしまいました
走ってる時は調子よく5分半で行けてたので、23kmの折り返しで2時間22分の表示を見てびっくりしてしまいましたが、帰りもやっぱり止まらずにはいられませんでした
夕方になり、だんだん涼しくなってきましたが、それまで保っていたペースも残り10kmすぎで、6分台のペースに落ちてしまいました。
しかし、そこで踏ん張り、それ以上落ちることなく、最後の5kmはまた5分半に戻して、無事完走ゴールしました。11時間に届かず、少々悔しかったですが、この体調では良くやったかというところです
フィニッシュゲート
ゴールでかけてもらえる完走タオル
完走後のエイド
あまり豪華ではなく、基本コース上と同じでしたが、嬉しいアイスキャンディがありました。
あとラーメンの無料サービスがありましたが、ラーメンはちと重いな〜てのと、並んでて時間かかりそうだしやめときました。
で、ゴール地点はスタートの皆生温泉とは離れたとこにあるドラマチックどら焼きパーク、まずはトランジションに置いてあるバイクをピックアップせねばなりません。
急いでシャトルバスに乗り、ピックアップしに行きます。
で、疲れた体に鞭打って、宿へとまた自走で帰ります。
暗くなると大変なので急ぎます
無事真っ暗になる前に帰還し、早速シャワー浴びてサッパリします
そして、お待ちかねの打ち上げ反省会です
はぁ〜この一杯はたまりません
山陰の海の幸を堪能
ビールもお替り
地酒も頂きます
いや〜美味しかった
昼間の苦労もどっか吹っ飛んでってます
宿に帰ってさくっと爆睡です
中途半端にその3へと続きます