日本の食品の安全基準は、チェルノブイリを

経験しているウクライナやベラルーシより高く、

「国内産」と表記して産地を隠し、汚染された

食品を積極的に売り出す政府のキャンペーンを

見せられれば、信頼するのは難しいと言えます。


また、子供の基準値は低く設定されているのに、

妊婦の基準値がオッサンと同じなのも、配慮に

欠けていると言えます。あえて子供の基準値を

作ったのは、科学に基づいたのではなく、単なる

パフォーマンスに過ぎないということ。


だから、放射能に気を付けている皆さんは、

それぞれに「自分の中の安全基準」を持って

いらっしゃるはずで、それが20ベクレルなのか、

5ベクレルなのか、はたまた限りなく0ベクレルに

近づけるのか分かりませんが、いくつだとしても

それは個人の自由です。ただ、大切なのは・・・!


なるべく内部被曝をしないこと。


世の中には、2万5000ベクレルのアイナメでも

1万3000ベクレルのローズマリーでも食べると

言ってしまう人がいます。


食いたければ勝手に食えばよい。


しかし、子供のために、あるいは、おなかにいる

赤ちゃんのために、なるべく内部被曝を控えたい

人たちに、自分の価値観をアホみたいに押し付け、

「放射脳!プギャー!」と言ってはいけません。


オマエは童貞だから良いかもしれませんが、

子を持つ人は、子供の健康を考えるものです。

「2万5000ベクレルのアイナメを食う」という

キリッとした意見も尊重されているのですから、

「なるべく被曝をしたくない」という人の意見も

尊重されるべきなのは当然のこと。


安全クソ野郎の中には、「放射能を気にしたら

何も食えないぜ!餓死しろよ、プギャー!」

バカを丸出しながらディスっているヤツもいまして、

コイツらが「俺は頭が良い!(キリッ」と言っている

時代に絶望すら感じるのですが・・・。


今日の『チダイズム』は、気を付けるべき食品は、

一体、何なのか。これを読めば一発で丸分かり!

これまでの検査や情報をもとに、一覧表をお届け。

初級、中級、上級、プロ、安全野郎の5段階に分け、

何に気を付けたら良いのかを見やすくまとめます。


「こんなのが欲しかった!」


ひっそりと続けていた大人の自由研究。

夏休み最後の日に、皆さんにお届けいたします。

皆さんの心の安全基準と照らし合わせ、それぞれ

項目をご覧ください。それでは、まいります!



【初級】


基本的に放射能は気にしていないんだけど、

ガチでヤバいものだけを気を付けたいアナタ。

せいぜい以下の食品だけ気を付けてください。


■ 福島周辺の川魚。

■ 高線量地域の路地キノコ。

■ 高線量地域のハーブ類。


「なんだ、コレだけ?」と思うかもしれません。

しかし、この3つは、モンスター級の内部被曝を

喰らう可能性があり、日頃から気にしないゆえに

釣った魚を食う、もらったキノコやハーブを食う。

こんなことが起こりかねません。


覚えておくべきものは、たったの3つだけなので、

頭の片隅に入れておいて損することはないです。



【中級】


放射能のことは、普通に気をつけたいアナタへ。

確実に放射能汚染があると考えられるものだけ

まとめました。これを気を付けるだけで、十分に

内部被曝を軽減することができると思います。


■ 関東地方の川魚全般。

■ 太平洋産の底魚全般。

■ 関東地方の路地キノコ。

■ 関東地方のハーブ類。

■ 関東地方の柑橘類全般。

■ 関東地方の梅。

■ 関東地方のタケノコ。

■ 関東地方のブルーベリー。

■ 関東地方の玄米。

■ 関東地方の手作り糠漬け。

■ 原木・菌床しいたけ。

■ 福島県高線量地域の桃。

■ ケロッグ「オールブラン」。

■ JA伊達の「桃の恵み」。

■ 明治「ステップ」。


皆さん、「おや?」と思ったかもしれません。

実は、海の魚を気にするより、川魚に注意が

必要であるということ。また、具体的な商品だと

ケロッグ「オールブラン」は、毎朝食べるという

観点から10ベクレルは見逃せないということ。

JA伊達の桃ジュースは33ベクレルでしたから、

控えた方がよろしいと思います。


本当は、例外的に大丈夫なものがあったり、

逆にピンポイントで気を付けた方が良いという

品種もあるのですが、そこまで覚えるってのも

大変だと思いますから、ザックリと、これだけを

気を付けたら、そこそこ快適に暮らせます。


個人的には、すべての人に「中級」程度は

気を付けていただきたいと思っていますので、

オッサンモードがコレだと思ってください。



【上級】


毎日欠かさず、『チダイズム』の検査を見て、

子供や胎児のために、放射能は極力避けたい。

だけど、快適な暮らしは守りたいという皆さんに、

放射能に気を付ける主婦レベルの上級編です。


■ 関東地方の川魚全般。

■ 太平洋沖の海魚全般。

■ 太平洋沖の貝類全般。

■ 関東地方の路地キノコ。

■ 東日本地域のジビエ。

■ 関東地方のハーブ類。

■ 高線量地域の野菜全般。

■ 関東地方の柑橘類全般。

■ 関東地方のタケノコ。

■ 関東地方の梅。

■ 関東地方のブルーベリー。

■ 国内産(関東)の小麦粉。

■ 関東の小麦粉使用の麺類。

■ 国内産大麦使用の麦茶。

■ 国内産大豆使用の豆腐。

■ 国内産茶葉使用の緑茶。

■ 高線量地域の学校給食。

■ ツナを除く魚の缶詰全般。

■ 関東地方の玄米。

■ 高線量地域の白米。

■ 関東地方の糠漬け。

■ 山梨を含む東日本の桃。

■ 原木・菌床しいたけ。

■ 天然・菌床まいたけ。

■ ケロッグ「オールブラン」。

■ JA伊達の「桃の恵み」。

■ 不二家「ピーチネクター」。

■ 森永の「スキムミルク」。

■ 明治「ステップ」。

■ 東日本地域の放牧牛乳。

■ タバコ(副流煙を含む)。


まず、太平洋沖の魚は、青森県のマダラが

基準値を超えるなど、いよいよ魚を食べる

魚に汚染が広がり始めており、注意が必要。


その他、検出限界値以上の数値を確認した

食品がほとんどですが、安全野郎の皆様が

食いつき、ヤイヤイ言ってきそうなものとして、

「高線量地域の学校給食」があります。


これは、小田原市でも汚染されたミカンを

学校給食に出す条例が制定されましたが、

高線量地域でも、「風評被害を防ぐために

汚染された野菜を学校給食に出す」という

頭のおかしい発言をしている地方議員がいて、

地産地消の流れができつつあるからです。


地元の人たちの「意識」の高さによって大きく

左右されますが、上級レベルで気を付けたい

人たちにとっては、学校給食のクオリティーが

あまりに低い可能性があります。要確認です。


また、「高線量地域の野菜」と書きましたが、

野菜にも、それぞれ移行しやすいかどうかが

あるのですが、細かいところまで分からないと

思いますので、検査体制が十分でない現在は、

丸ごと避けるしかありません。


ただし、これだけ気を付けていれば、あとは

おおむね安全と言えるので、適度に気を付け、

生活していけば大丈夫ではないかと思います。



【プロ】


さあ、大変お待たせいたしました。

「上級レベル」まで気を付けていれば、

放射能対策はバッチリと言えるのですが、

さらにベクレルフリーの道を極めていくと、

どうなるのでしょうか?


体の中には、1ベクレルたりともセシウムを

入れない「プロ」の生活を見てみましょう!

オススメするわけではありませんが、一応、

参考程度にはなるのではないかと思います。


■ 東日本地域の川魚全般。

■ 太平洋沖の海魚全般。

■ 太平洋沖の貝類全般。

■ 東京湾の魚貝および海苔。

■ 東日本地域で獲れたジビエ。

■ 東日本地域の路地キノコ。

■ 東日本地域のハーブ類。

■ 東日本地域の野菜全般。

■ 東日本地域の果物全般。

■ 東日本地域のタケノコ。

■ 東日本地域の梅。

■ 東日本地域のブルーベリー。

■ 東日本地域の小麦粉。

■ 関東地方の学校給食。

■ 国内産小麦使用の麺類。

■ 国内産大麦使用の麦茶。

■ 国内産大豆使用の豆腐。

■ 国内産大豆使用の納豆。

■ 国内産茶葉使用の緑茶。

■ 高線量地域のハチミツ。

■ 人気ラーメン店のラーメン。

■ おいしいうどん屋のうどん。

■ こだわり店のお好み焼き。

■ 大将が握る店の寿司全般。

■ ツナを除く魚の缶詰全般。

■ 関東地方の玄米・白米。

■ 東日本地域の糠漬け。

■ 山梨を含む東日本の桃。

■ 原木・菌床しいたけ。

■ 天然・菌床まいたけ。

■ 朝食フレーク類全般。

■ 国内産の桃ジュース全般。

■ ストレートリンゴジュース。

■ 明治「ステップ」。

■ 東日本地域の放牧牛乳。

■ ラクトアイス全般。

■ 国内産ウッドチップの燻製。

■ 東日本地域の炭で焼くもの。

■ 高線量地域の地ビール。

■ 人気通販サイトの野菜。

■ 放射能安全派女性の母乳。

■ タバコ(副流煙を含む)。


安全野郎の皆さんは、「餓死しろ!」とか

言っていますが、プロ並みに気を付けても、

食べるものが全然ないわけではありません。


気を付ける範囲は、かなり広くなりましたが、

プロ中のプロは、このリストの中に載っている

食品であっても、安全を確認し、食べることが

できるようになります! それが福島県産でも、

何が安全かを見分けることができるようになる。


ちなみに、ぜひ注目していただきたいのは、

「水道水」という項目がないというところです。


多くの方が、水道水や「工場の水」について

心配されておられますが、爆発直後は深刻な

汚染がありましたが、現在は新たな降下がなく、

水槽の汚泥やゼオライトに吸着されているため、

まったく問題がないと考えられます。


井戸水(地下水)も同様で、降下したものは

土壌の表面の土に吸着されてしまっており、

地下水のあるところまで汚染されていません。

よって、プロ並みに気を付けると、正直言って、

「工場の場所」は関係なく、気を付けるべきは

「食材」であることに気づくようになります。


今のところ、ここまで気を付けておいたら、

ほとんど内部被曝することはないでしょう。

そして、どこまで安全を求めるかは、読者の

皆さんの自由です。



【安全野郎】


キリッとした顔で、内部被曝をシーベルトに

換算して、「基準値を超えても大丈夫!」

言っている安全野郎の皆さんは、無敵です。


ぜひ「絆」「風評被害」のために、これまで

挙げたリストを中心に食事をしていたただいて、

貴重なサンプルモニターとしてご活躍ください。


なので、安全野郎の皆さんが気を付ける食材は

一つもありませんが、強いて挙げるのであれば、

こうなると思います。


■ 4号機の使用済み核燃料。

■ タービン建屋の滞留汚染水。

■ メルトスルーしている核燃料。


これ以外は、すべて食べ物という余裕っぷり。

安全だと思っていても、わざわざ「放射脳」

罵って攻撃するようなことがないのであれば、

こんなふうには書かなかったんですけどね。


文句しか言わないバカ野郎には、ぜひとも

燃料棒の一つも、かじってほしいものですよ。


「ホルミシス効果」で、

元気になれるかもな!



というわけで、皆さんがどのくらい気を付けて

生きていくのかは、皆さんの自由で、いちいち

他人に文句を言われるものではありません。

自信を持って暮らしていけばいいでしょう。


個人的には、かわいい女のコには最低でも

中級程度、欲を言えば上級くらい気を付けて

ほしいと思いますが、何より一番大切なのは、

「気を付ける」というスタンスを持つことです。


汚染された食品を「気にするな!」と言って、

大きな声で「風評被害!」と言っちゃうのは、

カワイイ女のコのやることではありませんから、

アホのオッサンに任せておけばいいでしょう。


また、食べ物の危険度は、刻々と変化します。

気が向いた時に、話題になるような汚染食品が

ないかどうか、たまには情報をアップデートして

いただければ、より身を守れると思われます。


最近は、セシウム検査の結果を教えてくれる

ブログも増えつつありますので、このブログは

とっても下品なので、オススメはできませんが、

他の検査ブログは、たびたびチェックしてみると

よろしいかと思います。