無事、娘の手術が終わり
私は面会生活が始まりました。

ICUでは午前と午後、30分ずつしか
面会が許されていないため
遅刻しないように
余裕を持って出発。


人工呼吸器をつけて
麻酔で眠らされてる娘は
すごく弱ってるように見えて
このまま目を開けなかったら…
と、嫌な想像が頭をよぎる。。

それでも3日目頃からは目を開けたり
呼吸器をちゅぱちゅぱしたり
5日目頃にはあくびをしたり
少しずつ回復していきました。


手術から1週間後、たまたまICUに
私の両親、義母、私が揃い
みんなで面会しようとしたら…

『○○ちゃん(娘)、NICUへ移動です』

えぇーーーー


当時NICUへは、
インフルエンザやノロ対策で
患者の両親以外は
面会禁止になっていました。

せっかくみんな来てくれたのに
まさかの入室禁止とかチーン


嬉しいんやけど…けど…
移動する時には
連絡くれるって言ってたのに
勝手に移動してたって
ちょっと酷いなぁ。。(´・_・`)


仕方ないので、私だけ面会。

相変わらず管だらけで
両手両足、首やお腹までも
管が刺さってるのが可哀想で…

でも頑張った証やから。
胸の傷も、頑張った勲章。
えらい!本当に頑張ったね♡


とりあえず無事に
ICU卒業できて良かったです。

長い1日が明け、
朝から病院から電話があり
何かあったのかとドキッとしながら
電話を受ける。

『夜中に詳しく検査をしました。このまま手術を遅らせるメリットもないので、今日手術します。すぐに病院に来てもらえますか?』


昨日の今日で手術……えーん


旦那にもすぐ伝え、
2人で病院に向かう。

執刀医の先生から
手術内容の説明を受けて、娘の元へ。

体内の酸素量を減らす為
窒素を吸っている娘は
動けるわけも無く、ずっと寝てました。

こんな小さい体で
これから手術なんてかわいそうで
出来るなら代わってあげたい…

手術室まで抱っこで移動し
『頑張ってね‼️』と声をかけたら
娘は重い扉の向こうへ
消えて行きました…


手術は2時間程度との事でしたが
麻酔や術後処置をしていたら
5時間ぐらいかかって終了。

その間、不安で不安で
呼び出し用の電話が鳴らないか?
容態が急変してるんじゃないか?
娘に万が一の事があったら…
と、嫌な事ばかり想像してしまう。

でも、娘は強かった。

電話が鳴り、ICUへ行くと
たくさんの管に繋がれて
人工呼吸器で呼吸してる
娘が居ました。

良かった…生きてた…


手術は成功したけど、
ここ数日で急変する可能性もあると
執刀医から説明があり
ちょっと不安ながらも帰宅。

とりあえず成功して良かった。
生きてて良かった。


昨日に引き続き、
長い、長い1日でした。


ちなみにここで初めて
娘の血液型が判明。
(輸血するからね)

O型でした♡
母に似てB型じゃなくて良かった←