こんばんわ。キャバクラユニオンです。

7月10日に選挙がありますね。投票どうしよう。なやむね。
ということで、参考になるようにとキャバクラユニオンから東京選挙区の候補者のみなさんと、比例区に候補をたてる政党の方々に質問を送ってみました。質問状は以下です。郵送なので明日には届くと思うので、みなさん返事よろしく。
とどいた返事はぜんぶそのままブログに載せますので。


第24回参議院議員通常選挙に立候補をされる
政党、候補者のみなさんへのご質問


 こんにちは。私たちキャバクラユニオンはキャバクラやスナック、ラウンジなどいわゆる「水商売」で働く労働者で構成する労働組合です。私たちは2009年の結成からこれまで、水商売での解雇、不払い、違法控除、などの解消を通じて労働環境を改善する取り組みを続けています。
 このたび参議院議員選挙が実施されることを聞き、比例区に候補者を立てる諸政党、および東京選挙区からの立候補を表明されている候補者のみなさんに質問をしようと思い立ちました。この質問についてのご回答は当ユニオンのブログツイッターなどで公開させていただきますので、ご回答いただけますようお願い申し上げます。
 ご存知の通り、水商売はとても不安定な仕事です。事業者が突如閉店して職場を失うことや、理不尽な理由で解雇されることもよくあることです。また、労働基準法の規定を守らずに就労させられている例も多くあります。「厚生費」や「店舗維持費」なる名目で賃金から協定もなく控除されたり、国税庁の指針を守らず一律10%以上が「税金」名目で控除されることもあります。
 しかし、より深刻なのは社会保険への加入ができずにいることです。水商売で働く男性従業員の多くは週40時間以上を勤務していることが通常です。しかし、厚生年金や健康保険に加入している例はほとんどありません。また「キャスト」として接客にあたる女性従業員の多くは、昼夜とダブルワークをしている方も多く、通算すれば週30時間を超えて働いています。しかし、社会保険には加入資格を満たさず加入できません。
 さらに「水商売」で働く人々は雇用保険にすら加入できていません。週20時間以上の所定労働時間があり、一定期間の継続就労があれば、たとえ失職しても失業給付の対象となります。ところが水商売の場合、そもそも事業主が保険成立の手続きをとらないことがほとんどであり、失職しても失業給付を受けられません。一生懸命仕事をしていても人間ですから、何かあった時に何の保障もないと生活が出来なくなります。この現状についてどんな対策などお考えでしょうか。投票の参考にするのでお答え頂けると嬉しいです。回答は以下の連絡先に7月2日までにお送りください。

2016年6月18日
東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F
キャバクラユニオン/フリーター全般労働組合
電話:03-3373-0180 FAX:03-3373-0184
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