とある猫現場で思うこと(その1) | 保護猫カフェ『ねこかつ』@川越@大宮日進

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殺処分ゼロ!生体販売の根絶!を目指す保護猫カフェです。

飯能市で行われている

さくらねこ無料不妊手術事業




もうすぐ200頭の

不妊手術が終わろうとしていたとき

1件の新たな相談がありました。




70才になるひとり暮らしの男性。




入院しなければ、余命3か月と宣告された。

しかし、頼れる身寄りもなく

猫たちを置いて自分だけ入院するわけにいかない。




17頭の世話をしている。

未不妊・未去勢で手術はしていない。




今まで50頭くらいの猫が産まれては

家の前の道路で交通事故で死んだ。




全部埋めてあげた。。。




約束の日に

男性のお宅に行くと、

待っていたのはその男性ではなく

男性の友人でした。




猫がいるから入院できないって

ずっと痛みに耐えていたんだけど、

救急車で運ばれてしまってね。




ここにはもう戻って来れないな。。。







ここに住んでいたのですか?



人の住んでいるところには

見えませんでした。。。




廃工場を借りて

住んでいたようでした。




ゴミの山の向こうに

入り口がありました。







鍵はおろか、

戸もありません。




錆びて腐った階段を上がっていくと







餌が切れ、

お腹を空かせた猫たちがいました。



持っていたフードをあげると

猫たちが慌てて食べだしました。








屋根も腐って落ちてきています。

人の住める場所ではありません。




田舎の廃工場とはいえ

かなりの広さがあります。




借りているので、

賃料も安くないはずです。




同じ賃料で

どこか快適に暮らせる場所を

探せたはずです。




しかし、男性は

ここに住み続けました。




猫たちを置いて

出ていくことはできなかったから。







飾り気のない壁に

不釣り合いな







動物のポスターが

はってありました。







この仔たちは

愛されていたはずです。





『ゴン』




ご飯をいただきましたm(u_u)m





『トマト』




『ろくべい』のお母さまより

福島のご飯などをいただきましたm(u_u)m





『やまさん』『ジジ』




おやつなどをいただきましたm(u_u)m




続きます。

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