10月4日午後、ねこかつに電話でご相談がありました。
前日の3日夜、川越市府川の広大な田んぼの中を犬の散歩で通りがかったところ少なくとも7頭の人懐っこい猫たちがいた。
みな白っぽい同じような柄で、普段ここに猫の姿はない。
捨てられたに違いないと思い、警察を呼んだ。
しかし、警察の人は、何もできないといい、実際何もせずに帰ってしまった。
自身ではどうしていいかわからず、その日は帰宅したが、どうしても心配で翌4日、現場に再度行ってみた。
すると、まだ現地の草むらに3頭の猫と1頭の亡骸をみつけた。
生きている3頭を捕まえ、犬用の大型キャリーに入れた。
ねこかつで保護してもらうことはできないだろうか?
すぐにねこかつに連れてきてもらうことにした。
そして、ねこかつで3頭の猫たちを受け取るとその足で一緒に現地に捜索に向かった。
(ねこかつ最初に保護した3頭の猫たち)
すぐに田んぼの中の遺体を見つけた。
お腹に穴が開いているのが遠目にも分かった。
何か野生動物に殺されたのかなと推測した。
1~2時間ほど、相談者さんとねこかつスタッフで捜索したが、猫の気配はなく辺りが暗くなってきたので一旦捜索を中止した。
4日、その日の深夜から辺りに10台の捕獲器をしかけ朝まで現地で捜索した。
1頭の猫が捕獲器に入ったが、白っぽい猫ではなくキジ白の大きな猫だった。
この猫はノラ猫だと判断し、その日そのまま獣医さんに連れていき去勢手術を施してもらった。
翌日退院になり、そのまま現地でリターンした。
土日月と三連休。
通常の3つの譲渡会にプラスして、土曜日は浦和で大きな譲渡会。月曜日は、川越スカラ座でトークイベントと譲渡会。
動きがとれなかった。
その間に捜索用のチラシができあがった。
10日火曜日、SNSを見たと電話があった。
6日金曜日、1頭の猫が庭先に現れた。ご飯をあげると翌日も現れた。
懐っこい猫だったので家に入れたが、自分たちで飼うことには迷いがあった。
引き取ってもらえるなら引き取って欲しいとの内容だった。
こちらで引き取る旨を伝え、現地に行くと、「やっぱりご縁なので、このまま飼いたいとおもいます」と。
「この子が自分選んだおうちですから、それが一番ですね!」
火曜日は雨だったので、11日水曜日、ねこかつのボランティアさんと8名でポスティングを行った。
8名で2時間、
500部のポスティングを行った。
すると、ポスティングを行った家の方から、うちの庭にいますよ!とご連絡。
すぐにその方の家に向かった。
ねこかつに来たことのある方の家だった。
あきらかに一族とわかる柄だった。
もう一件、遺棄された田んぼの中でついさっきみたよ!とお電話をいただいた。
暗い田んぼの中を30分ほど捜索すると、白い猫の影が横切った。
捕獲器をとりに戻り、夜8時頃~翌朝4時まで捕獲器設置。
その間、誰も通らない田んぼの中に。
朝4時に1台の捕獲器に白い猫を発見。
よく入ってくれた。ありがとう!
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警察の対応の不味さ。
動物遺棄罪は犯罪。
最初にちゃんと対応して、猫を保護してくれていれば、探さないで済んだし、何より亡くなった猫も亡くならずにに済んだはず。
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そして、今回確認した猫は、死んだ子も含め7頭全部メス猫でした。
1頭はかなりお腹が大きいです。
そして最後に捕獲器に入った猫は、陰部から出血していました。
出産してあまり時間が経っていないのだと思います。
でも、母乳をあげている様子はありませんでした。
メス猫だけ飼っていて全部捨てたのではなく、これ以上殖えないようにメス猫だけ捨てたのだと推測しています。
オス猫を飼う資格も当然ないと思いますし、こういう人非人はまた捨てるでしょう。
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