前回のコラム記事では、天国を追放された格好になった素戔嗚尊が、当時は黄泉の国であった地球に降臨してきたことを書きました。今回は、その続きとなります。
この時代は、私の感覚では20億年前くらいという遠い昔です。まだ、地球上に恐竜以前の生物しか存在していない時代です。
この後、素戔嗚尊は、代襲しながら地球(地上)を整備していきます。
一方、もう一つの地球である天国では、大変な時代になりつつありました。
それは、天照大神が岩戸隠れした後、しばらくして(3000年と言われている)出て来たとされていますが、出て来た天照大神は邪神の成済ましであり、本物は未だ隠れたままだったのです。
そのため、本来は理想郷とされる天国がだんだん穢れつつあったのです。
天国を乗っ取ろうとしていた邪神は、天国の地下世界を支配している正義の神々の王であった阿修羅王をも罠に嵌め、その当時、初代素戔嗚尊の後、代わりに天国を治めていた帝釈天(インドラ)と戦わせたのです。
帝釈天と阿修羅王は、阿修羅王の娘シャチーを巡り、邪神の罠に嵌められてしまい、その結果、阿修羅王は立場を乗っ取られ、邪神(サタン)が阿修羅王に成済まし悪鬼となったのです。この事実はどこにも書かれていません。
こうやって偽阿修羅王率いる阿修羅族は邪神の罠によって悪側に堕ち、天国で好き放題に暴れ回ります。
これに対抗したのが、帝釈天を初めとした配下の四天王、三十三天であり、阿修羅族と長い間戦いを繰り返したのです。
しかしながら、(その後数億年を経て)最終的には神々では抑え込めないと判断した、当時天のトップになったばかりの釈迦如来(お釈迦様)が手を下し、邪神が率いる阿修羅族を制圧したのです。
その結果、邪神及び阿修羅族の一部は天国から追放され、素戔嗚尊が渡った後の黄泉の国地球の、地下深くに閉じ込められてしまったのです。
このシーンの一部を描いているのがジョン・ミルトンの失楽園の冒頭や、ダンテの神曲での地獄の様子です。時代的には10億年~15億年前のことではないでしょうか。
この出来事から、地球は地獄であり、かつ宇宙の刑務所と言われるようになったのです。
しかし、その後、閉じ込められていたサタン率いる邪神群(阿修羅族)は、天の創造主により、地球の地上で恐竜に転生させられ、弱肉強食の世界である阿修羅界で魂の更正をさせられるようになったのです。これが恐竜時代です。
初期の仏教で、地球上での輪廻転生の場所として阿修羅界がない五道だったのは、恐竜の世界である阿修羅界が後で付け加えられたからです。その後、恐竜時代の始りである2~3億年前に六道となったと推測されます。
それから、時代が大きく下って約3000年前、人間中心文明が始まり、人間と阿修羅は一緒に人間界に転生することになりました。従って、現状、阿修羅界は事実上は存在していません。
しかしながら、人間の中に阿修羅の魂を持った人が、全人類の約1/3存在すると言って良いでしょう。
従って、この地球は、本来は人間に転生出来ない阿修羅の魂と人間が一緒に暮らしているために、なかなか融合出来ず、阿修羅(の魂を持つ人)側が人間界を支配しようとするのです。
そう、現在、この阿修羅側を牛耳っている人間達こそが、今のDS幹部であったり、鬼なのです。阿修羅族は、元々天国でも地下世界に住んでいたために、地球にやって来て人間界に転生した現在でも、地下世界に住みたがるのです。
将来的には、人間と阿修羅が仲良く平和に暮らす時代が来るはずです。それが、天が人間中心文明を創った意義のようです。落ち着くまでには、これから20年程時間がかかりそうです。
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