神代の事を調べていると、いろいろな神様がいることに驚きます。
日本の場合、神国であり八百万の神々が集まっている場所でもあるので、神話に登場する神の多さも世界で突出して多いのでしょう。
ただし、私が邪神と呼ぶような神は、神話にはあまり多くは登場しません。
邪神は神ではなく、神に成り済ました存在であり、神話等では神として扱っていないからでしょう。
しかしながら、日本神話には邪神ではないけれど、存在理由がよく分からない神が登場します。
それが猿田彦神です。
邇邇芸命(ニニギノミコト)が、天降り(天孫降臨)しようとしたときに天の八衢(やちまた、道がいくつもに分かれている場所)を明るく照らしたのが国津神の猿田彦神です。
猿田彦神は、天孫降臨の際に道案内をしたということから道案内の道祖神としても信仰されています。
猿田彦が異様な神と感じるのは、その容姿です。ウィキペディには次のように書かれています。
『日本書紀』では、その神の鼻の長さは七咫(ななあた)、背(そびら)の長さは七尺(ななさか)、目が八咫鏡(やたのかがみ)のように、また赤酸醤(あかかがち)のように照り輝いているという姿であった。
その容姿から猿田彦神が天狗のモデルではないかともされています。
天狗自体の存在も現代ではフィクションと思われていますが、鞍馬山で源義経に剣の修行をしたとの伝承もあり、鬼や妖怪と同じように中世頃までは存在していた可能性が高いようです。
この猿田彦神、日本神話では前述のように天孫降臨くらいしか出てきませんが、全国各地の神社には猿田彦神の石碑がたくさん祀られています。
代表的なのは、熊本県山鹿市の大宮神社です。ここには40体以上の猿田彦神の石碑があります。
大宮神社だけでなく、何故、こうもたくさん猿田彦神の石碑が全国にあるのでしょうか?
それは、猿田彦神というのは一体だけではなく、邪神によって全うな善の神が、邪神に堕ちた例が数多くあり、それを各地で猿田彦神として祀っているからのようです。
この石碑の数だけ猿田彦に堕ちた神々がいたということになります。
最初の猿田彦神は、元々は一体の道案内の善神だったところが、邪神の放った邪気により隙が出来たところで罠に嵌って邪神側に堕ちてしまったのです。
現在の日本の有力な政治家の多くは、中共のハニートラップ等に引っ掛かって中共の言いなりになっていると言われていますが、まさに同様な状況が神代でも生じ、その結果、善神が「猿田彦」になってしまったのです。
各地に祀られている猿田彦神の石碑は、その証です。
また、稲荷系神社の総社である伏見稲荷大社の主祭神の一柱として佐田彦大神(さたひこのおおかみ)がいますが、実はこの神は最初の猿田彦神のことだと考えています。
「さるた」⇒「さた」になっています。
善神だった佐田彦大神が、猿田彦神に堕ちてしまったのでしょう。
島根県松江市にある佐太神社の祭神、佐太御子大神も猿田彦神の元の神の名前です。
いずれも、元来善神であった神が、猿田彦神に堕ちた事を示しています。
「歴史は繰返す」で、神代でも善神が邪神に堕ちたように、人間社会になっても善(ひつぐ)の人間が、邪(みつぐ)に堕ちています。これは猿田彦神の呪いでしょう。
今の世の中、統治者になると邪神によって悪側に落とされるトラップがたくさん仕掛けられています。
ただし、猿田彦の呪いも、もうしばらくしたら完全に解けると考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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