こんばんは!


おさぼりブログも気付けば年末真顔

色々あるのに怠けてばかりでは…と
駆け込み更新します笑い泣き


タイトル通り
今日は実家のわんこのお話

ミニチュアダックスのてんちゃん(♂)です



以下とっても長くなります…
てんちゃんは
今年10月31日に亡くなりました

今日はちょうど満中陰の日だったので
子供たちを連れて実家に行き
お骨になったてんちゃんに
挨拶してきましたトイプードル

13年9ヶ月
たくさん思い出くれたなぁ


最後は病気になって
とても辛い闘病生活だったけど
一生懸命生きて
とっても頑張りました


病名は
【悪性黒色腫(口腔内メラノーマ)】
というものです

皮膚癌なのですが
転移も早くて
摘出してもすぐ再発もする
極めて悪性度の高い癌だそうです

しかもてんちゃんは口腔内でも
喉に近い奥の方に出来たので
気付いた時には大きくなっていて…

てんかん持ちで老犬のため
全身麻酔のリスクを考えて
生検に踏み切れなかった両親でしたが
息の仕方がやっぱりおかしいし
体調も良くないということで
検査したところ
悪性腫瘍であることが分かりました

そして余命1ヶ月と宣告…

範囲的にも体力的にも
摘出はもう不可能とのことで
あとは生活の質を上げて
悪化の速度を落とすことを
心掛けることになりました


まだこの頃は
寝る時に大きなイビキをかくぐらいで
ご飯も食べるしボールで遊ぶし
いつもと変わりなく過ごしていて
ほんとに天国に行っちゃうの?
という感じでした

でも先週よりも今週
昨日よりも今日といった感じで
症状が悪化…

病名が分かって2週間ほど経った頃には
思い切り息が吸い込めなくて
起きてても苦しそうで
見ててとても辛かったですぐすん

しっかり睡眠も取れないので
ウトウトしているのか
酸欠で意識が薄れているのか
多分どちらもあったと思いますが
酸素室をレンタルしたりもしました

が…
ケージに慣れていないため
本当に苦しくて動けない時しか入らず…
↓私の足の上で寝てます
酸素マスクを寝てる間に
そっと鼻元に置いてはみるものの
風が直接当たるので逃げられ
なかなか上手くいかなかったです

喉に出来た腫瘍は
栄養をどんどん吸収して
大きくなるし
大きくなればなる程
呼吸が苦しくなる…


病院では
安楽死も視野に入れておいて下さいと
言われたようですが
調子のいい時には
まだオヤツだって食べれるし
遊んだりも出来るのに
安楽死の決断なんて出来ません

てんちゃんが病気になってから
近所の人やお世話になっていた先生や
色んな人が会いにきてくれました

我が子たちも
なかなか会いに行けなくても
気にかけて毎日ビデオ通話していました


とっても愛されていたんだなぁ


栄養を吸い取って
大きくなった腫瘍が邪魔で
食べたり飲んだりが
ほとんど出来なくなった頃からは
体力が奪われていきました

自分の意思とは関係なく
オシッコが出てしまう時もあって
オムツを付け始めました

腫瘍からなのか
出血があったりもしました


そして
首のリンパがピンポン玉位の大きさに
パンパンに腫れました

転移したようです


病気はどこまでも残酷で容赦なく
最後の1週間で一気に
痩せ細ってしまいました

でも宣告された1ヶ月を越えました


いつの間にか苦しそうにしていた息も
何故かスースーと静かになり
穏やかに寝ていましたが
両方のリンパが腫れているので
元気だった頃のように
豪快にお腹を見せて大の字で寝ることは
もう無理そうでした

もう1週間持たないかもという休日には
夏になると毎週遊びに行っていた
川に連れていって景色を見せてあげたり
いつも食べていたアイスを
食べさせてあげたり
思い残すことが無いようにと
色々してもらっていました


実家は1駅隣で近いので
私も毎日顔を見るために通いましたが
亡くなる前日は
起きてるのか寝てるのか分からないし
ハッと起きても私が居ることに
気付いてるかも微妙な状態でした


そして
10月31日20時頃
天国に旅立ちました


窒息もありえると言われていましたが
本当に穏やかに
笑ってるみたいな優しい顔をして
両親に見守られて逝きました


子供たちもまだ起きてる時間だったし
まだ温もりの残るてんちゃんに
最期のお別れをしに行けました



苦しかっただろうし
痛かっただろうし
食べれなくて辛かっただろうし
いっぱい頑張ったから
天国では辛いことから解放されて
思いっきり食べて
思いっきり遊んで
みんなのこと見守っててね~

だいすきだよー