報告が遅れてすみませんです。8・23、9.7、9.21の活動報告です。 | 南相馬の猫おばさんと原発なしで暮らしたい会のブログ

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原発事故により警戒区域となった南相馬市小高区の「猫おばさん」こと吉田さんを応援します!

皆様、こんにちは。 いつもご支援いただきましてどうもありがとうございます。
8.23、9,7、9.21日とA田さん、Sちゃん、吉田の3人が3班に分かれて給餌・給水してきました。餌場は60か所位ありますが、今、統廃合を検討しておりまして、少し減る予定です(2~3か所)。 給餌・給水はA田さん、Sちゃんがたくさんの場所をやってくれて、吉田は少しの場所をやっています。

2016年4月に南相馬市では、避難解除準備区域と居住制限区域で避難指示が解除されます。
南相馬市小高区の区民で小高の自宅に帰りたい人は、自宅の片付けをやっています。どの家もそうですが、家具や室内にあった物は捨てているようです。業者さんに何日にお願いしますと用紙に日にちを書いて送り、その日が近づくと、家の中の物をほとんど外に出しておいて、それらを業者さんが仮置き場に運んでくれるようです。
   吉田も自宅を片付けていますが、人手が足りなくて毎回少しづつ出しています。

8.23日は3班に分かれて給餌した後、猫たちがやってきました。


小高区の知人が保護した4匹の子猫ちゃんです。このうさぎケースの中で元気にしていました。横浜市のおおあみ避難所さんが引き取ってくれることになりました。その時、ちょうどカメラマンの太田やっさんが南相馬市に来ていたので、やっさんが搬送してくれました。おおあみさんと太田さんに感謝です。 子猫に興味ある方はおおあみ避難所のブログをご覧になって、里親さんになっていただきたいです。

このこは小高の三尾製作所近くにいました。よろよろ歩いていました。みおちゃんと呼んでいました。 Sちゃんが白河市のスペイクリニックに搬送してくれて、スペイの先生に診てもらったら高齢猫で体力も弱かったのでしょう、吉田さん、看取ってあげたらと言われたので吉田の所に来ました。来た最初は自分で水を飲みに行ったり、食べたりもしていました。
   原町区の先生に診てもらったら、腎臓が悪くて数値にもでない位ですといわれました。点滴も何度かしましたが、楽になったようには見えませんでした。 が、吉田のひざに乗ったり、だっこされたりして過ごしました。 8.23日(土曜日)に来て、9.4(木曜日)夜8時頃他界しました。腎臓が悪かったので、他界する時けいれんが起こるかと心配しましたが、小さいけいれんで心配していたような大きなけいれんは起こりませんでした。 9.7(日曜日)男性が手伝いに来てくれたので、小高の吉田自宅庭に埋葬してもらいました。 看取ることができてよかったです。

9.6と9.7の隔週給餌にはA田さん、Sちゃん、吉田の3人が3班に分かれて給餌して来ました。

9.20と9.21日の給餌もA田さん、Sちゃん、吉田の3人で給餌してきました。この日はA田さんがたくさんの餌場を回ってくれました。 吉田は小高街中を回ったのですが、


吉田自宅近くでこの耳カット猫ちゃんを見ました。吉田自宅に置いているえさを食べてくれと願いました。

上の写真の猫から遠からぬ所にも耳カット猫がいました。 缶詰の中身とカリカリのえさ、袋置きしてきました。

次の給餌・給水は10.4と5日です。が、えさが足りません。 えさが少ない時、えさを買う資金も不足しています。 皆様、たくさんえさが集まるようにえさ集めと義援金にご協力お願いいたします。 同じ生きる仲間の猫ちゃん達にたくさん食べさせてあげたいです。 今、犬は見かけないので私たちのグループは犬の給餌はしていませんです。

皆様、どうぞよろしくお願いいたします。  失礼いたします。  吉田 美惠子