一年半前の朝のエサ場の様子 | 猫の島 青島物語

猫の島 青島物語

瀬戸内海に浮かぶ小さな島。島民5人とネコ120匹が
平和に暮らす島。観光地ではありませんが、ネコ好きの者
にとって一度は訪れてみたい場所です。

1年半前の朝の食事風景

 

今の青島の猫たちは100%飼い猫(外飼い)の状態です。

いつでも、食べたい時に、「ご飯」を食べることができるので、食欲よりも睡眠欲を優先する猫たちが多いです。

今から1年半以上も前の猫たちは、半分野良猫の状態でした。

今、食べておかないと、明日「ご飯」が食べられるかどうか、わからない。

その為、食べ過ぎ(過食)をして、その後、吐いていました。

写真は2015年3月20日の朝のエサ場の状態です。

多くの猫たちが、エサ場に集まってきました。

この頃は、悪天候により度々、定期船が欠航を繰り返しており、観光客が島に上陸することができない日が続きました。

エサの取り合い、奪い合いが生じていました。

猫パンチが頻繁に見られました。

毛並も野良猫の毛並でした。

 

その後、エサの問題を解決するために、大量のキャットフードが島に備蓄され、定期船が欠航して観光客が島にやってこない日には、猫の会長さんや島の人たちが、「ご飯」を猫たちに与えるようになりました。

こうして、1年半前から、青島の猫たちは、飢えることなく「ご飯」を毎日、食べることができるようになりました。

しかし、一部のマスコミ(地元のテレビ、新聞、SNS)が、このようなシステムを批判してきました。野良猫たちに毎日、観光客や島の人達が栄養価の高いエサを与え続けると、青島の猫の数が天文学的に増えてしまい、島の人達に悪い影響を与えてしまう。

 

皆さんは、既にご承知の通り、青島の猫の数はコントロールされ、猫の楽園として維持されてきました。

必ずしもマスコミ報道が正しいとは限りません。

 

掲載写真の撮影日は2015年3月20日です。

 
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