期末テストが近づいてきました。
ついこの前、中間が終わったばかりだと思ったのに、もう期末とは、月日が流れるのは早いですね。
以前、「中間テストで点数が取れない1番の原因は!」の記事を書きましたが、これはもちろん今回の期末テストでも当てはまります。
が、
期末は中間の時にはなかった注意科目が出てきます!それは、
実技教科!
実技教科、要注意ですね。特に公立中学で内申がかかっている時はなおさら要注意ですからね。私立中学の場合でも、高校の進学成績に影響する時は注意が必要です。
実技教科になぜ注意しないといけないのか、というと、
・実技テストとペーパーテストの両方がある
・実はテスト勉強をそれなりにしないといけないのに、前日でなんとかしようとする
です。
実技テストは、この時期だともう終わっている可能性がありますが(すみません、もう少し早く記事を書けば良かったです)、早急にお子さんに確認された方が良いです。
実技テストは、音楽と家庭科で主にあります。
音楽は、歌を歌ったり、リコーダーを吹いたりなので、お子さん自身でやれるのですが、問題は家庭科。
特に家庭科で「裁縫」を習っている場合は、実際にその裁縫をやるテストがあります。
手縫いの場合はボタンをつけさせるとか、ミシンだったら、糸をミシンにかけるところからとかのテストをやります。
私の生徒さんで過去、「明日テストなんで、やり方教えてください」と、裁縫道具一式とボタンを持ってきた子がいます。
裁縫の実技テストがある場合、家でお子さんにお家の方が教えるしかありません。特にお子さんが男の子の場合、家で手を出さないと実技の点数が残念なことになります。
お子さんに、家庭科で今何を習っているのか聞いて、実技テストはないのか確認して、あるようだったら一緒にお家でやりましょう!
そして、実技テストが終わったら、今度はペーパーのテストの対策をしないといけません。
テストはこんな感じで出ます。
Ⅱ番は間違いなく、実技テストでやった内容ですね。そして、テストではこのように出ます。
ちなみに答えは、Ⅱの1)は「玉止め」、2)は「まつり縫い」です。
家庭科は裁縫ではなく、料理の時もありますが、料理の時は作る手順がテストに出るので、一度お家でお子さんに作らせた方が良いです。「かき玉汁」とか「ハンバーグ」とか、その方が覚えます。特に男の子は作らせた方が良いですね。作らせると、「えっつ!こんなことも出来ない!」とビックリされることが出てくるかもしれませんが(特に今まで全く料理をしたことがない場合だと)、あたたかく見守ってあげてください。
「ねぇ、玉ねぎってどこまでむくの?」とか聞かれても、「あなたそんなこと知らないの!」とは言わず、「茶色の皮がなくなるまでだよ」と優しく教えてあげてください。良かったじゃないですか、テスト前にわからないところがわかって
実技教科に関しては、授業で配られたプリントはしっかり見ておかないと点数が取れません!あとは、教科書とノートと資料集ですね。「教科書使ってない」とか言ってきても、試験範囲のところの教科書は見ておかないとダメです。使っていなくても、テスト範囲に入っている以上、テストには出ますからね。
実技教科に関しては、お家の方がお手伝いされることをオススメします。そして、一緒に勉強してみると、「今の子は、こういうことを学校で習うんだ」とか「あっつ、昔確かにやったことあるな」とか、色んな発見が出てきて、意外と楽しいものです。
期末テストの実技教科は、是非親子で乗り切ってみてくださいね!