昨日は無事に【赤ちゃん】と【チャンカワイ】のコラボ番組『赤チャン先生』がO.Aされましたので、番組内で出産の痛みを10秒だけ体験した僕が《出産》について向き合ったことを書かせて下さい。
どうやって体験したかと言いますと、痛みを測定する医療機器を使いました。
簡単にしか説明出来ませんが、患者さんがどれだけの痛みを感じているか電気ショックの痛みと比べながら、それを数値化していくものでして。
例えば、腰痛を持ってる。めちゃくちゃ痛い。でも痛みには波がある。そんな場合に電気ショックを徐々に上げていきながら、MAXの腰の痛みと比べて「ここが一緒!」という時にボタンを押す。すると、その電気ショックの数値が痛みを測定したことになる訳です。
治療後に測定して数値から下がってると、お医者さんも数値で治ってることが分かるという仕組み。
出産の痛みは「スイカを鼻から出したような」とかニュアンスでしか伝えれなかったものが、これだと数値で表現出来るという訳です。
あくまで個人差があると理解してもらった上で、それぞれの平均した痛みの数値をザッといいますと《痛風=200前後》。そして、《骨折=600前後》なんだそうです。
そんな中、出産はというと・・・
《《《 1200 》》》
凄すぎますよね、1200ですって!!
あくまで個人差とはいえ、骨折の倍の痛みってどういうこと!?!?
はちゃめちゃな痛みですやん!!!
その1200の電気ショックを10秒間だけ放出させて、出産の痛みを体験しようというのがミッションなわけです!
とはいえ、痛みを感じるのは電気ショックを通すシールの部分だけ。
奥さんのチャンママへのリサーチによると、陣痛の痛みはお腹全体が痛くて、出産の時は当然にお股までしっかり痛いようですね。
しかもチャンママの場合は分娩室に入って8時間45分で出産しましたので、僕の10秒なんか鼻で笑っちゃうでしょうな。
でも、男が体験したら気絶するかもと言われている痛みですから、やる前はかなり怖かったです。
いざ分娩室に入って寝そべる時、思いました。「本当に出産する時のように、子どもの無事を祈りながら、幸せを祈りながら挑もう」と。
そうです、何度もブログに登場します『オキシトシン』つまり幸せホルモンを分泌させようとしました。
出産の痛みを和らげる効果があるのは、この幸せホルモンだと聞いていたので、同時に味わってしまおうと思ったんです。
ズルではございますが、もう5ヶ月になる娘のチャン子を頭に描き、この子がお腹から出て来ようとしているのをイメージしました。
ちょうど集中し始めたぐらいで電気ショックのスイッチはオンッ!!
徐々に上げられる電圧。
この時、不思議体験が発生。
痛みが強くなるにつれ、イメージのチャン子が鮮明になっていきました。
1200に到達してからの10秒間、痛みに耐えるというよりも「抱きしめてあげるからおいで!」って強く思えた10秒間。
これがオキシトシンってやつなら、オキシトシンは本当に痛みを幸せに変えるものかもしれません。
チャンママに聞いたら、その体験で当たってると言ってました。
痛むにつれて、お腹の赤ちゃんへの愛情が膨れ上がる自分がいたそうです。自分の痛みより、赤ちゃんの体調が気になって仕方なく、感じる痛みが赤ちゃんに影響してるのが心配だったから何度も心の中で呼びかけてたんだそうな。
そしてチャンママは、話すにつれて反省していきました。
「本当はリラックスする方が出産にはいいみたい!チカラいっぱいに出産と向き合ってたけど、リラックスしてる方がスルッと産まれるんだって!意気込み過ぎちゃってたから、ずっと後悔してる!赤ちゃんに悪いことしたなぁ〜って。」
8時間45分も痛い思いをしてる中、ずっと赤ちゃんの事だけを心配していたチャンママ。
こんなもん、ママに敵うはずがないと改めて痛感するのでありました。
まだまだ時間をかけて出産した方の例も聞いたことがあります。帝王切開の痛みを耐える苦しみもハンパないと聞きます。
壮絶な痛みを乗り越えて、休む暇もなく育児スタート。
ママに心から感謝ですm(_ _)m
世の中のママを尊敬ですm(_ _)m
今回の体験は色んな方々の御協力によって実現したのは百も承知なんですが、それでも心から思います。
世の中のパパさんは、これを絶対に体験すべきですっ!!!
・・・いや、違うかな。
体験しなくても分かってあげるべきでしたかね。。。
すみませんでした。
赤ちゃんがお腹から出てくるんだもん、痛いに決まってる!!!
それを「神秘やなぁ〜」なんかで片付けてるパパさんは張り倒さなきゃです!!!
つま先の爪の先端だけママに近づいて体験した男が言うてます!!
パパさん達、ママを一生かけて労いなはれやっ!!!!!