「アズキ」は漢方にも使われる優秀な食品でした。 | 木もれび鍼灸院(アメブロ)

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あずき

お正月は嫌というほどぜんざいを食べさせられたという人も多いはず。。
ぜんざいを食べるのは邪気を払うという意味もあり祝い事には欠かせないもの。
邪気を払うとされる食品は漢方の材料であることが多いですね。


ぜんざいの材料の「小豆アズキ)」は漢方では解毒・排膿・利尿作用があるとされて・・・利尿作用があるんです!!
むくみで悩んでいる方は必見ですね。

中国では中医の治療で、腎炎や肝硬変の腹水などの栄養障害性の浮腫(むくみ)の治療にも使われているお薬としての「アズキ」

でも日本人は赤飯やぜんざいが身近にあるのにあまり恩恵を受けていないような・・・


それは「アズキ」の調理の仕方に問題があるからなんです。


「アズキ」はそのままでは硬くて食べられないので、「アズキ」をたくさんのお湯で炊かないといけません。家庭では「アズキ」を炊いた後に、えぐみを取るために、お湯を全て捨ててしまい、新しいお湯で再び炊きますね。

実は最初に「アズキ」を炊いたお湯にむくみを解消するための利水作用があります。
現代栄養学でも「アズキ」の一度目の炊いた煮汁に「アズキ」の栄養成分の5割は溶け出てしまうと言われています。
せっかくの栄養分や利水効果を間違った調理方法で失ってしまうのはもったいないですね。

お正月も過ぎましたが、今年ぜんざいや赤飯を作る機会があれば「アズキ」の煮汁は全て取っておいて活用しましょう!!
煮汁を使って炊いてもおいしいという声もありますよっ!


他にも「便秘」「母乳の分泌」など妊婦さんにうれしい効能がたくさんあります。
あっ!そういえば木もれび鍼灸院では妊婦さんの便秘の治療にも力を入れているんだった。よかったらご連絡ください。