■親子を繋ぐピエタセラピーとは

幼い頃から泣いたり怒ったり、いろんな感情を我慢してきたママは、
自分の子供がありのままの気持ちを表現すると、過去からの感情が刺激され、子供に当たったり押さえつけようとしてしまいます。
抑圧された子供の感情は心の奥深く何層にも押し込められ、
ある日駄々こねがやまなかったり、無理難題、あらぬ要求をしてきたりします。

ピエタセラピーでは、表面に現れた問題行動の奥にある子供の隠された気持ちに触れていき、
その気持ちを認め受け入れ寄り添っていくことで、
何層にもなっていたしこりが溶け、本来の情緒の安定、やる気、成長力などが戻ってきます。

胎児の時や出世時のトラウマ(バーストラウマ)も癒すことができ、
落ち着きを取り戻したり、親と子、双方に大きな癒しが起こります。気持ちが通じ合い、
愛の絆がさらに深まっていくセラピーです。


■心の奥にある本当の気持ち

大人同士でも、相手に不満や言えない気持ちを抱えていると、
相手を避けたり目を合わせなかったり、「さわらないでよ!」という気持ちになります。
それは赤ちゃんも子供も同じなのです。
不満の奥の本音の本音を知り、その気持ちに寄り添ってあげることで、

「本当は大好き」

な気持ちに戻れるのです。

メモ手のかからないいい子
メモおとなしい子
メモずっとひとりで遊んでいる
メモふれさせない
メモ抱っこを嫌がる
メモおっぱいを飲まない
メモかじる、たたく、暴言をはく
メモ人の嫌がることばかりする
メモおっぱいからはなれようとしない
メモベットに寝させるとおきてしまう
などなど…
しかし心の深い所では、

  もっとかまってほしい
  私だけ見てほしい
  話を最後まで聞いてほしい
  否定しないで、怒らないで
  責めないで
  お母さんに迷惑かけたくない
  どうせわかってくれないからもういい!
  私はダメなんだ、愛されてないんだ
  淋しい、ひとりは嫌だ


こんな気持ちでいっぱいです。

子ども心にそっと寄り添い、ありのまま無条件に受け止め、感情を解放していきます。
解放されてると、

「わたしは愛されている」

という気持ちを心の底から受け取れるのです。

■ピエタセラピー(抱っこセラピー)を受けると

このような効果があります。

☆☆子供の変化☆☆
・子供の問題行動が減った
・夜泣きが少なくなった
・自分の気持ちを表現できるようになった
・おっぱいの長飲みがなくなった
・友達と仲良く遊べるようになった
・体調がよくなった
・情緒が安定してきた など

☆☆お母さんお父さんの変化☆☆
・子育てにおける罪悪感が解放された
・子供がいとおしく思えるようになった
・子供の気持ちが分かる様になった
・自分のインナーチャイルドに気づけたなど…
 
お母さんお父さんの感情も癒され、家族の絆が深まり、愛情を深く感じられるようになっていきます。

■ピエタセラピー(抱っこセラピー)の流れ

感情は何層にもなっています。
上の層にあるのが怒り、次が悲しみ、そして淋しさ…。淋しさの感情は深いのです。
抱っこセラピーを行うと、
まず上の層の「怒り」が出てきて暴れたり嫌がったり逃げたりします。
赤ちゃんの場合は怒り泣きをします。
その感情が通り過ぎると、今度は泣けてきて、赤ちゃんの場合は怒り泣きとは違う、「悲しい」という泣き方に変わります。
その感情が通り過ぎると、淋しい、訴えるような甘え泣きに変わっていきます。
この段階から、最初は目が合わなかったのがだんだん目が合うようになり、
心と心が通じ合う感覚になっていきます。

ピエタセラピーのプロセス

子供を横抱きにし、目と目を合わせるよう、子供の目線を追いかけます。
その時、歯止めのかかった感情を抱えていると、目は合いません。
最近の気になる出来事、我慢してそうな気持ちを言葉かけし、
それが当たっている場合、以下のプロセスが起こります。

 1.逃げる、嫌がる、暴れるという避ける段階
     ↓
 2.怒りの段階
     ↓
 3.悲しみ、甘え、訴えの段階
     ↓
 4.和解(目が合うようになる)


言葉かけのポイントは、「気持ちに寄りそう言葉」ということ。

例えば、泣けない子に「泣いてもいいよ」と言うよりも
「泣けなくてつらかったね」の方が、わかってくれた、という気持ちが満たされ
深い感情の解放が起こります。

ピエタセラピーを受けると、
本来の気持ちが出やすくなり、一時赤ちゃん返りをしたり幼くなったりします。
特にいい子できた子は、感情が出やすくなったり、
今までできたことができなくなったり、甘えてきたりしますが、
そんな気持ちも受け止めてあげることが大切です。
だんだんと、受け止めてもらえる、わかってくれる、という安心感が築かれることで、
本来の素直さ、パワー、やさしさが戻ってくるのです。

■お母さんの子育てにおける罪悪感と子供の胎児期からの否定的勘違い


親と子は本当はこんなにも大好きで
分かり合いたい、認め合いたい、繋がり合いたいのに
お互いの思い込み、勘違い、ボタンのかけ違いで何年も何十年も
心に厚い壁を築いてしまいます。


ピエタセラピーでは、それらの根本的原因、勘違いを紐解き
あるがままの気持ちと出会い
認め抱きしめることで壁が溶け
心に青空が戻ってきます。


お子様の我慢の歯止めをはずすため
ぎゅうっと腕の中でいっとき自由を奪い
暴れて怒ったり泣ききるまで泣かせてあげますが

怒り泣き→悲しみ→あきらめのフタ→淋しさ→そして「本当は大好き!」

という癒しのプロセスで進んでいきますのでご安心くださいね。

子供を愛せない、イライラをぶつけてしまうお母さんも
深いところではちゃんとお子様のことを愛しています。
幼い頃の心の傷に乗っ取られ
子供を愛せないように感じるだけなのです。


お互いいっぱい泣いて、セラピーが終わったあとの爽快感、
お子様との心の繋がりに驚くことでしょう。

再誕生後の表情と場の雰囲気は
本当にすがすがしく精妙なエネルギーに満たされ
参加している全員を大きく包み込み、
本来のやさしい気持ちが戻ってきます。

人と人が本質で繋がることができる
素晴らしい時間を過ごせることでしょう。


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