【百花繚乱】

 

“花咲かせたい”じゃない。

 

“咲き誇りたい”でもない。

 

“咲き乱れたい”である。

 

どうせやるなら全力じゃなきゃ意味無いし、息切れしても「疲れたー!」って叫んで、ちょっと休んでまた走る。

 

痛みも喜びも全身の毛穴全開で感じて、思い切り泣いたり笑ったり。

 

七転八倒、ジェットコースター。

 

そんな生き方は大変で、何かを失う時には大きいけれど、咲かせる花は個性に満ちて美しい。

 

オリジナルの感性で受け止めれば、ありきたりな出来事もきっと特別なものになるから。

 

以前、お付き合いしていた方から、「嵐のような女」の異名を頂いたことがある。

 

私が来ると、良くも悪くも何かが巻き起こり、到底無視することのできないその得体の知れないエネルギーに、身も心も振り回されるのだそうで。

 

なんてヒドイ…あんまりだ。

 

だけど、最高の褒め言葉。

 

だって、せっかく生きてるのに、居るか居ないかわからないって言われるようではつまらない。

 

生きることは創造だ。

 

クリエイターは自分。

 

取り巻く環境や出逢う人、選択の一つ一つが人生を創り上げるピースになる。

 

自らの手で、意志で。

 

百花繚乱。

 

乱れ咲く。

 

 

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