今シーズン最後の大会が終わりました。良い形で締めくくれて、気持ちよくオフトレに入れます。
長いシーズンでした。
良いこともたくさんありましたが、僕は性格的に苦しかったこと、悔しかったことを思い出してしまいます。
今のクライミング界は、成長スピードが尋常じゃありません。全くノーマークだった国から、突然凄い選手が大会に参戦してきます。今まで活躍していなかった選手が、大会中に化けてスターになります。
誰が本当に強いのか?
誰が次の時代を作るのか?
全く読めない状況です。
セッターも監督もコーチもトレーナーもデータマンも本当に大変だと思います。
僕もずーーっと余裕なし。
脳ミソフル回転、アドレナリン出っぱなしで一年間走り続けました。眠れない夜、悔しくて眠れなかった夜も少なくありません。
脳の処理能力が選手たちほど大きくないので、きつかったですよ。いやぁ、本当に。
ただ、成長は自分でも実感できています。選手が何を思い、何を感じて、僕に何を求めているのか?前より理解できるようになりました。技術的なことより、今年はコミュニケーション面での改善に力を入れてきました。
改めて僕に求められている一番大切な仕事はなんでしょう?自問自答。
一言で言うとサポートしているクライアントを感動させること。予想を上回るパフォーマンスを引き出すことです。
他のことを意識する必要はありません。選手の目線、選手のおかれている状況を考え、最大限サポートする。それしかありません。
すると、自然と結果も付いてきます。
パーソナルトレーナーの仕事の原点です。
シンプルなことです。
来年は、もっといい仕事ができるように今年の残りの時間を大切に過ごしていきます。イベントや通常パーソナルもやれるだけやるつもりです。
今後ともよろしくお願いします。