今日は、台風18号で鬼怒川の堤防の決壊や堤防を越えて水があふれたことによる水害で大きな被害を受けた常総市に、しょうなん茅ヶ崎災害ボランティア(TAJ)の仲間で、ボランティアに行ってまいりました。
みんな

茅ヶ崎を朝5時半に立ち、8時くらいに常総市災害ボランティアセンターに到着しました。

雨だと作業が行われないんだそうですが、雨が降りそうではありましたが、ボランティア作業は行われるとのことで、9時から受け付けとのことで、8時についたときはボランティアセンターの各スタッフ(受付・マッチングなど)がスタッフミーティングをしていました。


看板
特徴としては、2列で並ぶんですが、片方は、初めて常総市の水害ボランティアに参加する方、もう片方は2回目以降の方という形でした。
待ってます
私は、常総市でのボランティアは初めてなので、当然1回目の列に
また、大型を運転できる方や、車で来て、車を提供できる方などの情報収集もこの並んでいるときや受付で行われます。


初めての方は、書類に記入して受付を終えると、オリエンテーションを受けます。2回目以降の方は、今度は仕事のマッチングの呼び出しを待つエリアで待機です。ボラ受付

当日の仕事は、こんな感じで書き出されます。
仕事内容

こちらには、水害にあい、ボランティアの助けを求める方
ニーズ

マッチングスタッフから、いろいろ呼び出される形で進められます。私は、しょうなん茅ヶ崎災害ボランティアの仲間と3名できたので、その3名と、4人乗りだったので、一人追加の形での4人編成での作業で呼び出しを受けました。
4人呼び出されると、それぞれがポストイットに、名前と携帯番号を書いた紙を提出し、リーダーを決めて、現地での作業となりました。
海老名

今回は、水害で床上浸水した民家の継続支援で、小屋などのゴミ出し、そしてゴミを集積場への搬出作業を、朝10時前~12時まで、13時~15時まで行いました。

常総市では、稲が水害でやられてしまっていて、せっかく稲穂に実りがあるのに、水害で倒れてしまっていてとても気の毒な状態でした。

また、稲刈りが間に合ったところも、その藁が水害で流れ込んでしまっていて、その藁だしや、水害で浸水してダメになってしまった様々なもののゴミ出し作業をしていました。

農作業小屋だったのか、水につかって腐っていく藁や、農薬、カビなどの異臭ただよう中で作業でした。高齢のご夫婦のところだっただけに、ボランティアの手がなければ何をしていいやら分からないというか、途方に暮れてしまうのではないかという量のゴミの搬出でした。

1.3~1.5メーター程度浸水しているようでした。

ゴミを集積所に持っていく途中にも、路上には、床上浸水の結果の畳や様々なゴミとなってしまったものが積まれていました。

15時に終わって、ボランティアセンターに帰ると、様々な炊き出しが行われていました。そういった心遣いはとてもうれしかったです。

一人でも、災害ボランティアセンターがとても統率がとれて運用ができているようで、きちんとマッチングしてくれます。まだまだ、家や事業所のゴミ出しをされている方々の姿もありました。

神奈川県内でも相模原市などでバスボランティアが派遣されているようですが、まだまだボランティアの力が必要な姿を見ると、茅ヶ崎でも、3.11東日本大震災のときに、茅ヶ崎市社会福祉協議会が、バスボランティアを派遣したように、取り組んでいただければと思っています。