昨日は、公益財団法人松下政経塾で、小宮一夫先生による37期生向けの書評ゼミに参加してきました。



「ここまで変わった日本史教科書」
は、日本史教科書がどのように変わってきたのかを古代から平成までに分けて書いてありました。

印象に残ったのが、自分が学生の頃は、善悪イメージがある程度分かるものだったよなと思いましたが、この変わりかたをみると、両面あることを書くようになっているということでした。

江戸の三大改革、田沼意次、大塩平八郎の乱など

「保守主義とは何か」
新書としては、私もコンパクトに
保守主義というと、エドマンド・バークですが、それだけではなく、それぞれの時代の対立する進歩主義(フランス革命の急進派、社会主義、大きな政府のリベラル)との関係で、時代ごとに変わる保守主義の内容が変わることが書いてあることや、日本の保守主義も書いてあることが、コンパクトながらよくまとまっていると思うものでした。

「戦後保守」は終わったのか
日本再建イニシアティブは、民主党政権の失敗や人口減少、福島原発事故など、次々とテーマごとに書籍を出しています。
今回は、戦後保守を担った自民党のその歴史、戦後保守とは何なのか、村山談話、少子化・女性政策(悪い評価)について、それぞれが執筆しています。
新書で分担執筆ゆえに、物足りない部分もありますが、これで興味を持った章について参考文献を追いかけていくのもありだなと思います。

もう一冊は、私は未購入

来月もあるので、書評ゼミを楽しみたいと思います。

松下政経塾22期卒 えびけん 海老名けんたろう