新学期、新年度が始まって1ヶ月が経ちましたね。
みなさん、新しい環境に慣れてきた頃でしょうか。
ちょうどペースがつかめてきて、ゴールデンウィークでホッとして
お休みが明けたら・・・何だか元気が出ない、って人!いませんか~?
いわゆる五月病。心が疲れ気味の状態。
新しい人間関係で少し人疲れしてしまったり。
今までの関係性が変化したり。
人のストレスの原因で断トツ多いのが「人間関係」なんだそうです。
先日、新社会人風の女の子二人がホームで話していました。
一人はかなりご立腹。
「なあ、ありえへんと思わん?ずっと既読無視って!」
「就職してからずっとなん?」
「せやねん!うち、なんか○○子にワルイコトした?って聞いても無視やで!?」
「あんなに仲良かったのにな?なんでやろ」
何があったかは知りませんが、人間関係に変化があったようですね。
私、45年間生きてきて、最近思うのですけど。
人間関係も、生き物の細胞と同じで新陳代謝しているんじゃないかなぁ、と。
出会って、人間関係が生まれて、お互いの役割を終えたら、消えていく。
生き物の細胞と違うのは、新陳代謝の時期は細胞(関係)によって大きく違うこと。
出会ってすぐ消える場合もあれば、出会ってしばらくしてから反応し合う場合もある。
近くに居るのに消えてしまうこともあるし、遠く離れているのに何十年も続くこともある。
でも、いずれにせよ、自分にとって必要な、もしくは大切な細胞(関係)は残り、
不必要、もしくは有害な細胞(関係)は消えていくんじゃないかな
好き、嫌い、合う、合わない、会いたい、会いたくない、会うと嬉しい、会うと憂鬱。
人間関係にはいろいろな感情が伴うけれど、それはもしかして、
新陳代謝のサインなのかな、なんて思ったりするのです。
だから関係が切れていくことを恐れる必要も、悲しむ必要もないのだ、きっと。
逆にイヤでも嫌いでも、関係を続けざるを得ない場合(先生とか上司とか親戚とか?)
たぶん、嫌だけどそれは自分を成長させるために必要な細胞(関係)なんだろうなぁ。
だからね、ホームで怒ってた女の子に言いたかった。
「既読無視は新陳代謝のサインだよ。そのままでいいんだよ」って。
人間関係いろいろあっても、新陳代謝なんだなぁ、って思えば気楽なもんでしょ?
あ!もう一つ、細胞の新陳代謝と違うところがありました。
細胞は一度死んで消えてしまうと新しいものになってしまうけれど、
人間関係は、一度切れてしまっても数年後、数十年後にまた復活することもありますね
今、疎遠になってしまった人が居たとしても、「バイバイ、またいつか」って
心の中で明るく手を振りましょ