縮毛矯正やパーマがかかる理由 | chika_by_afloat( ・∇・)のブログ

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大阪の茶屋町、東京青山のAFLOATの大阪店で美容師しています。何か色々と書いてます。赤裸々な事から美容の事まで。一美容師の暮らしがどんなものか読んでみてください。

縮毛矯正されるお客様は統計的に理論好き(あくまで僕のお客様)



なので簡単に解る縮毛矯正・パーマ理論を展開(美容師向けではないので突っ込みたいとこあると思いますけど)




カラーと縮毛矯正・パーマの違い




髪の毛には4つの結合があります。



①水素結合


②イオン結合


③シスチン結合


④ペプチド結合


(画像はデミさんから借りてます)

カラーは水素結合とイオン結合まで切断。

パーマは水素結合、イオン結合、シスチン結合まで切断。


ペプチド結合まて切断されると、俗にいう切れ毛。





縮毛矯正・パーマの最初の薬剤がシスチン結合まで切断します。

縮毛矯正ならブローやアイロン、パーマならロッドで巻いたりして切断されたシスチン結合を移動させます。(熱変性やアルカリ変性、クリープ理論などありますがここでは割愛。興味あったら直接聞いてきてください(^-^))


最後の薬剤で移動したシスチン結合を固める。


こんな感じに↓↓

(画像はデミさんから借りてます)





水素結合は濡れたり乾いたり、イオン結合はアルカリ性によったり酸性によったり、シスチン結合は還元(O2を奪われたり)酸化(O2)されたりして切断、復元されたりします。



つまりパーマ液かけたらシスチン結合切断されて、アイロン入れたらシスチン結合真っ直ぐになって、最後の薬剤で切断されて真っ直ぐになったシスチン結合を固める!


……と言うこと。



じゃあ強い薬かけてシスチン結合がっつり切断すればどんな髪の毛でも縮毛矯正できるんじゃね?と思いますが、一筋縄行かないのが縮毛矯正・パーマ。


シスチン結合を切断(還元)するのは還元剤、髪の毛を柔らかくするのはアルカリ剤なんですが、カラーやパーマをしてる髪の毛はすでにアルカリ性になっている。


アルカリになるほど髪が溶ける…(´Д`|||)


強ければいいってもんじゃない。


だからこそ次の施術の為にホームケアが必須になってきます。


髪に残る残留アルカリを除去するシャンプーとか☆





毛髪診断や薬剤選定

今の髪の毛がどんな状態かをしっかり把握し、薬剤の強さを選ぶ必要がある。⬅これが毛髪診断や薬剤選定。(なんで、今までのブリーチ・黒染め・縮毛矯正・パーマの履歴はしっかり教えて下さい。2年前やからいけるやろうは勘弁して(´Д`|||))



見たり触ったりしても分かりますが、確信が欲しい


だってお客様の髪の毛ですから。億が一でも失敗するわけにはいかない。


むしろ喜んで頂きたいからしつこく聞きます。


僕がカウンセリングを一番重視しているのはそういう事。




豊富な薬剤
今ではアルカリ剤がなく還元剤のみの薬や、アルカリ剤の少ない薬剤、髪の毛の成分に近い酸性の薬剤など色々あります。


絶対ではないですが、ある程度髪にストレスがあっても縮毛矯正・パーマをかけれます。(もちろんリスクはお伝えします)

そして仕上がりのイメージに持っていく技術力とデザイン力。


薬剤を使った施術はそれぐらいレベルが高いのです。



縮毛矯正・パーマをかけても大丈夫かなと思ったら是非担当の美容師さんに相談してみましょう☆


必ずいい結果に繋がると思いますよ(^-^)



簡単に書かせて頂きましたが、もっと知りたいな~と思ったら施術中にでもお話しさせて頂きますよ~



長々書きましたがほんの一部です☆


最後まで御愛読ありがとうございますm(__)m



次回作に期待して!!




[大阪 茶屋町 縮毛矯正・質感矯正・髪質改善特化のまゆげのかたちがえげつないほどかっこいい美容師の気ままな日記]⬅前回の気ままな日記参照↓↓


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