近沢博行のキョシューを放て!! -3ページ目

10年振りのワイルドフラワーREC

希望の歌、月明かり、の2つを録音して以来のワイルドフラワースタジオで録音でした。



あれからちょうど10年が経ちました。
そして新たな10年が始まる。


最近始まりが多いです。
良いことです!





Burgundymist 2度目のリペア



Burgundymistが戻ってきました!
いつもありがとうございます!



20年の千秋楽、そしてまた始まる



部屋の明け渡しの立ち会いがあり、サインして鍵を渡して手続きが終了。


立ち会いの為に部屋に着いて業者の人が来るのを待っていたけれど、電気を点けようと思ってスイッチを押したけれど点かなくて、ブレーカーを上げたけれど点かなかった。
そうか、電気止めたんだった。
この瞬間にここはもう俺の部屋ではないと理解した。


手続き終了後、業者の人が部屋に残って、俺は部屋をあとにした。
すべてが終わった瞬間だ。


2003年の7月にこの街に来た。
翌年同じ町内で引っ越しをし、その部屋に15年くらいいた。
そして4年近くまた同じ町内で引っ越しをした。
この4年は想定外だったし、その前の15年くらいも想定外。
2010年には別の街へ引っ越しても良いタイミングだったけれど、あれよあれよ言う間に時間は経った。


思い起こすと沢山の出来事や人に出逢った街だった。
地元から連れてきた思い出になる人や、ここだから起きた初めての事、苛立ちと嬉しさ、悲しみと歓び、悔しさも希望も夢も光も、そして絶望も何もかもこの20年の時間この街で経験させてもらった。


20年という時間はこうして過ぎていくんだなと勉強させてもらった。


ある人に会うためにここに来た。
あいつとバンドやる為にまた東京に来た。
仲間が一人増えたらまた増える。
それからまた道が開けて誰も知らないバンドに飛び込んで、また出逢って、また出逢う。
仕事になりまた出逢う。
道が分かれて別れ、探して悩んで決断してまた始まる。
その繰り返しをする拠点だった。


裏切られた気持ちになったこと、逆にそれをしてしまったこともあったと思う。
いずれにしても全部ギターの、音楽の為。
幸運なのは、毎回俺には選択肢と助けがあった。
俺たちが知らない所で誰かがやってくれていることを知れたのもこの街に来たからこそ経験出来たこと。
バカなこともフザケたこともそう。


気づけば人生の半分この街にいた。


かなり想い滾る。
でも昨日の明け渡しだけど、これだけ想いあるけれど、駅とか街とかの写真は撮らないようにした。
なんかマイナスな気がしてやめた。
人からすれば大したことじゃないけど、俺からすれば強い意志。
先に進む。


久々に、「今日より若い日はない」って言葉が胸を締め付ける。
でもあの頃のような蒼い若さではなく、理解している若さ。


既に新居に来て2週間が経っています。
毎日相も変わらずギターの練習と楽曲の制作とレッスンのことしか頭にないです。
本当に馬鹿ですね。


今回の引っ越し、感謝しなければいけない方々がいる。
恩を感じています。
それと同時に、ここ数ヶ月思っていることがある。
マジで自分を犠牲にしてまで貢献する必要はない!
やり直しは出来ないけれど、新しく始めることは出来る!
嫌なことは断れ!
勝ち取るしかないぞ。


そんなことを自身と、そして頑張る若者に言いたい。


どんなことも楽しもう。
今が一番良いね!って自ら言えるように生きていこうと思う。


20年続いたツアーが千秋楽を迎えたような気分です。
そしてまた新たなツアーが始まった。
ものすごくスッキリしている。
まるで、海岸線をただひたすら走りたくなるようなそんな感じです。