ブログを更新しないまま
随分月日が流れてしまいました。

なかなか書けずにいた毎日。

いろんなことを書きたかったけど
思い出せば出すほど涙が出て書けなかった。


5月に父が亡くなり
覚悟はしていたけど
それは突然やってきて
いろんな後悔と悲しみと
そして日常の生活でぐちゃぐちゃでした。


癌が見つかって一年半。
きっと何か手があると思っていたけど
為すすべもなく
父は一人で旅立ってしまった。


明日も来るね

と帰ってしまったあの日。
寝付かれなかったのに
なんで会いに行かなかったんだろう。

なんで待っててくれなかったんだろう。


お父さんらしいと言えばらしいんだけど。


毎日のように実家へ行き
あーちゃんと遊んでもらった。

あーちゃんはじぃじが大好きで
抱きついたり、膝に座ったり。

過ごした日々が
思い出になってしまい
涙が絶え間なく溢れてきます。


子供の頃に
毎月買ってもらっていた本のこと。

二人で出かけると
いつもソフトクリーム買ってくれたこと。

日曜日の朝の犬の散歩。

知多までのドライブ。

就職して家庭訪問するのに道がわからなくて
何度も車で下見に乗せてくれたこと。

いっぱいいっぱいありすぎて
思い出せば出すほど涙が出て。。
別れが早すぎて。。

まだまだ孫と一緒に遊んで欲しかった。

もっともっとゆっくり余暇を楽しんで欲しかった。

美味しいものいっぱい食べて欲しかった。

もう2度と会えないことが悲しすぎて
眠れない夜はあの日のことを思い出して
泣いてしまうのです。


誰にでも訪れるものとはわかってはいるのだけど
残されるものの悲しみや
ああすればよかったなという思いは
消し去ることができない。


車から同じような背格好の人を見たり
同じような歳の人を見たり、
所縁の地に行くと自ずと思い出したり。


親を失うというのは
こんなに辛いんだな。


祖父母が亡くなったときも
辛くて悲しかったけど

母が後に電話で自分のお友達に

ノイローゼになりそうなくらい辛かった

と話しているのを聞いて
毎日明るくしていても
心は見えなかったなぁ
そんなに辛がっていることに気付いてなかったと
自分にガッカリしたものだった。


そうなんだ

きっと


自分にとっての親って。



絶対的存在なんだね。




思っている以上に思っている。






お父さん、
やさしさをありがとう。




私も思っている以上に
親として頑張るよ。