雨降りはげんなりですけど、昨日今日と少し気温が高くて助かります。
東灘区カイロ整体院 松村カイロプラクティックの松村です。
冬の低い湿度、お肌の乾燥もこの図で一発理解!
どうです、よくわかったでしょw
嘘ですごめんなさいm(_ _ )m
これは空気線図と呼ばれるもので、空調管理などでよく使われたりします。
横軸:温度
右上がりの放物線:湿度
高さは:その温度の時に含むことのできる水分量。
(温度が低いほど少ない)
例えば、
気温10℃、湿度50%の時、エアコンで室温を20℃に上げると、湿度は26%に下がります。(図の赤線)
実際は20℃設定にすると30℃近い温風が出てくるので、湿度は15%ほどになり、その風に直接あたるとお肌とかからからどんどん水分が奪われます。
「エアコンは乾燥するから」って言われることもありますが、エアコンさんが悪いんじゃなくて、温度しか上げてないから乾燥するんです。
なので頑張って加湿をするわけですが、温度を上げると空気中に含まれる水分量(必要な水分量)も増える(図オレンジの縦線)ので、加湿するのは一苦労になるわけです。
ちなみに、体内温度は37℃あるので呼吸に伴って喉あたりの水分がとられて、「喉がカラカラ」になります。
そんなわけで、暖房するしないにかかわらず気温と体温の関係で冬の乾燥は避けられません。
なので、これらのことを踏まえてると、一般的に言われる乾燥対策も納得して実行できるんではないでしょうか?
冬のポイント!
・加湿をがんばりましょう!
・温度を上げずに加湿だけしてもほとんど意味がありません。
・暖房の直風は避けましょう。
・保湿クリームなどをこまめに塗りましょう。(リップも)
※図の見方がわからないとかご質問ありましたら、コメントください。
※それ間違ってるよ!ってのもあったらコメントください(^_^.)
~おまけ~
結露のお話。
まず、水は個体・液体・気体の3タイプ存在します。
湿度は気体の状態です。
結露は液体。
最初の図の放物線1番上のラインは湿度100%。
これ以上は水が気体(水蒸気)でいることができないので、余った水蒸気は液体(水滴)になります。
これが「結露」です。
室内が20℃、50%の時、左に真っ直ぐ温度を下げると、
8.8℃で結露が始まります。(図青い線)
つまり、外の気温が8.8℃以下になると、窓にびっしりと水滴がつくわけです。
夏の除湿はこの原理を使って、エアコンの中で結露させて空気中の水分を抜き湿度を下げます。
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