アンガーログの書き方 | 柊の日々是好日

柊の日々是好日

stop living in the past and go with the flow


Rion Hiragi

storyteller : researcher

事件は昨夜起きました!

うちの4才の娘が、おもちゃのステッキで、私がとっても大事にしているシンセサイザーのスピーカーを二つ叩いて壊したことが判明したのですっ。

前からずっと「TVやPCはたたいちゃダメだよ」

って注意していたのに、叩いただけでなくスピーカーの上に座ったりしたのだとか(涙)

その行為も頭に来ましたが、高いスピーカーをどうしてくれるんだ~!という点も、ものすっごい頭にきました。

当然、大爆発っ!!!

近所の人に通報されるんじゃないのか位の大声で、子どもを罵倒です。。。

頭にきすぎて、布団の上とはいえ娘を突き飛ばしてしまいました。
(こういう悩みを持つママは多いと思うので、あえて事実を書きますね)

もう具合が悪くなる位頭にきました。

アンガーマネジメントの文献をたくさん読んでいるくせに、理性がぶっとんでコントロールできないんですよ。全然。

一通り爆発した後、部屋に行って「アンガーログ」を書いてみました。

アンガーログというのは、自分が怒った内容をノートに記録することで、

自分がどんな時に怒りやすいのか、どんな状況や言葉がトリガーになるのか自分で把握できるようになります。


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まず、怒ったらその怒りを強さに応じて1から10にレベル分けします。

もう私は具合が悪くなる位頭に来たので、レベル10です。

そして「日時」「場所」「できごと」「思った事」「言動」「相手にしてほしかった事」「結果」の項目を、感情を入れずにあくまで客観的な事実を書いていきます。

私はそれに加えて、自分と娘の「コアビリーフ」も書き出してみました。

コアビリーフというのは、物事の捉え方に対するそれぞれの感じ方です。

例えば、
私:壊れると分かっているのに、何で高価なスピーカーを叩くのか全く意味不明。

娘:ステッキで叩くと音がして面白い。腰掛けるのにもちょうどいい高さだな~♫

こんな感じ。

また、怒りは「強い立場から弱い立場に流れる」という特性があります。

例えば、会社の上司や個人的に頭の上がらない人が、酔っぱらって私の大事な物を壊したら、あんな尋常じゃないキレ方をするのか、という点。

このキレ方に差がある場合、フェアではありません。

それに4才ですから、色々な判断能力が大人並みにはありません。

私も昔、観葉植物の葉を友達と全部むしって母にひどく怒られたことがあるのですが、むしっている時は自分が悪い事をしているなんて夢にも思いませんでした。

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そんな訳で、この怒りのレベルが数日後や1年後に持続していないのだとしたら、とっととこの 怒りの感情は手放した方がいいと思いました。

それに自分のキレ方の度合いに比例し、その後の罪悪感も大きくなるんです。

特に子どもに対しては。

確かに娘はイタズラしたら怒られるべきですが、私はそのやり方を間違いました。

私はまだまだ未熟なので、一歩ずつ理性的な親になりたいとつくづく思いました。

アンガーログの詳しい書き方は、こちらの本を参考にして下さい。

「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない (朝日新書)/安藤俊介

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